検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:3,484 hit

ページ9

藍葉



なんか告白見られて振られたのを見せつけられた気分になった。

「えーーー、なんでダメなのさ、こんなジジイの言うこと聞いて……」

「ジジイとは失礼ですね、青年」


誰だっけ……あぁ、四季って言ったか?そいつが青筋ピキピキさせながらそう言った。


「私は水無月家に仕える夢川四季と申します。そして氷華様のお世話係をしております。」

「世話係!?」


チョロ松が(「°∀°)」シェーー!!!ってした。そりゃ世話係とか遠い遠い夢物語ってかんじだもんな。


「それと、雪斗様からご連絡がございます。」

「……!」


ん?雪斗って誰だ。氷華に関わりある人なんだとは思うけど……

「……そう、雪斗が」

「氷華、雪斗ってやつは誰だ?」

「……私の、腹違いの弟よ」

「「「えええええ!?」」」


六つ子には無縁だよな。血の繋がりがない兄弟なんて。

知り合いから聞いたり、調べたりするがまァ面倒な関係性だよな。


「氷華様には腹違いの兄妹がもう1人おります。ですが貴女達が会うとこはないでしょう。

……泉様から伝言があります、氷華様」コソコソッ


ふと、四季が氷華に耳打ちをした。見るみる顔が青くなり、目を見開いた氷華の姿は初めて見た。


「……そう、なら、出るしかないわね。風月祭」

「はァ!?お前さっき行かないって……」

「状況が状況なの。藍葉達に被害が及ばない為に……」


だんだん語尾につれて弱々しく聞こえた彼女の顔には、少し涙が溜まって見えた。

さようなら→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢沢夏美(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます。むふふ、夢1のこと嫌いなのは継母です一応。叔母は夢1の事を嫌っていません。語彙力ないから混乱させて申し訳ない(泣) (2018年6月5日 17時) (レス) id: dbf7975cc0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - えっ?おばさんてっ夢1のこときらいなのに、なんで「貴方は私の」とかいってるの!?わかんない?(TT)更新楽しみに待ってます! (2018年6月5日 17時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢沢夏美 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年5月17日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。