罠 ページ24
藍葉
出された茶菓子を摘みながら氷華の話を聞いた。穢れるから6つ子との関係を断ち切れ、ね。
｢……断ち切れそうなの？｣
｢無理｣
そりゃそうだよね。結構な歳月共にしてたようなモンだもんね。私も多分できない事だ。
｢……私の妹ね、とんでもなく元気なのよ。だからつい反応とかを見てるとね、十四松さ……十四松を思い出してしまうの｣
そんだけ、大きな存在になったのだろう。
｢……良かった｣
ボソリと一松が安堵しながら呟いた。それに合わせ5人も頷く。彼らにとってもそれくらいの存在なのだろう。
｢にしたってこの茶菓子美味いなこれ｣
｢それなー、Twitterとかに上げよっかな｣
トド松どんだけ写真撮りたいんだよ(笑)写真好きだな本当。
｢……それなら、もうちょい持ってくるけど……｣
その言葉を待っていたかのように、部屋のドアが開く。現れるは玄関で会った黒髪の執事だった。
｢氷華様、茶菓子の追加分を持ってきましたわ。｣
｢早いわね……蛍｣
タイミング……早……くね？
｢……！？
な、にこ……れ｣
ぐらついて、私は立とうとした足がもつれてしまう。
｢……ほた、る……貴……方……｣
｢申し訳ございません。お嬢様、お客様。私は当主様のご命令に従うのみなので……
さァ、参りましょうか、澪様……穂乃果様｣
氷華が何かを言ってるのかもしれないけれど私の耳に届く事は無くて。
私は意識を飛ばした。
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夢沢夏美(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます。むふふ、夢1のこと嫌いなのは継母です一応。叔母は夢1の事を嫌っていません。語彙力ないから混乱させて申し訳ない(泣) (2018年6月5日 17時) (
レス) id: dbf7975cc0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - えっ?おばさんてっ夢1のこときらいなのに、なんで「貴方は私の」とかいってるの!?わかんない?(TT)更新楽しみに待ってます！ (2018年6月5日 17時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
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