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氷華
｢んで、帰れない理由が私等に危害が及ぶから、って言ってたな。何かワケアリ？｣
出された茶を飲みながら吐き捨てるように私に質問した藍葉の目には疑念の色が見えた。
｢……ふぅ……話すわ。
二週間前の風月祭の時に私は父と継母に再会した。｣
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
二週間前
無理やり継母に連れられて、ある部屋に止まる。その部屋はもう来ないとさえ思えた父の仕事部屋【
勢い良く扉を開けると昔と変わらずパソコン1点に目線を落としカタカタと響くキーボードの音のみが響く。
私は昔からこの人が大嫌いだった。無表情と言うのもあるのだろうか、それとも雰囲気のせいなのかは定かでは無い。
そしてふと隣を見るとにこやかに笑う一人の女性。彼女の名は水無月藤花。同じ兄妹とは思えない程優しい私の叔母。
｢……随分大きくなったわね、氷華｣
｢藤花さんも、お久しぶり｣
会話を交わした後で父がパタンとパソコンを閉じて私を見つめた。随分歳を取ったが瞳に宿る光は昔と変わらず冷徹だった。
｢……今日、お前に来てもらったのは他でもない。次期当主の話についてだ。｣
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夢沢夏美(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます。むふふ、夢1のこと嫌いなのは継母です一応。叔母は夢1の事を嫌っていません。語彙力ないから混乱させて申し訳ない(泣) (2018年6月5日 17時) (
レス) id: dbf7975cc0 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - えっ?おばさんてっ夢1のこときらいなのに、なんで「貴方は私の」とかいってるの!?わかんない?(TT)更新楽しみに待ってます！ (2018年6月5日 17時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
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