海の綺麗さは心の綺麗さ ページ28
まさかの推してるグループのアイドル様からあーんをされるという夢のシチュエーション
さすがに心臓が跡形もなく消し去ると説明したけど
やっぱり、ジュンくんの耳にはこういう私の魂の叫び声は届かないみたいだね
半ば強制的に口に入ったハンバーグは
すぐにのどを通って胃に入った
その後のパンケーキの味も感じられないくらいてんやわんや(?)のランチを終えて
海辺に出る
カフェから見えていたその景色は
実際に近くで見るともっと綺麗で
スングァンくんはこんな海の綺麗なところで育ったから心も歌声も綺麗なんだねと勝手に納得
JN「…海、綺麗…
ねぇ、入ろうよ」
「…今の時期分かってる??」
少しは暖かくなってきたけど
今はまだ3月だよ?
まぁ、春っちゃ春だけど…
海開きは5月
JN「足だけだよ〜」
もうすでに靴下を脱ぎ始めてズボンのすそを捲っているジュンくん
仕方ない、私もすそを捲って砂浜に足をつける
ふわふわ…気持ちいいかも
JN「じゃあせーので入ろう」
せーのッという掛け声とともに勢いよく海にジャンプして入ったジュンくん
ぶわっ…か、顔にまで水かかってきた…
しょっぱい
JN「ご、ごめんAちゃん!」
「…」
何を考えてたのか分からないけど
無意識のうちに心配そうに近づいてきたジュンくんの顔めがけて水をかけた
…え、私何して…切腹します、許してください
JN「…やったな!こうなってしまえ!」
「っっちょ!量!水の量が明らかにちが…」
JN「気にしない!」
「いや、それは私のセリ…ぶっ」
折角セットしてきた髪の毛も良い感じに濡れて
お互い冷静になる
…
JN「寒くないとこ行こうか」
「うん、そうだね」
ふと、お互いの視線が交わったとき
同時にぷっと笑いが零れた
何してんだろ、大の大人が
暫くの間、砂浜を少し歩いていると、
ピアノを発見
お洒落だな、ストリートピアノなんてあるんだ
書いてあるご自由にどうぞ
ピアノは真っ白で、凄く景色とマッチしてて、これがインスタ映えなのでは??と思うほど
小さい頃にピアノを習っていたのを思い出す
JN「あ、ピアノだ〜
ねぇ、Aちゃんちょっと弾いても良い??」
「っえ…全然いいよ??」
寧ろ、生演奏聞けるとか…嬉しい
でも、何弾くんだろ
JN「よし、あれを弾こう」
ジュン君の指が奏でるMAMAで聞いたウルシパとはまた別の
綺麗なメロディ
＿＿＿＿
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naginao(プロフ) - ももかさん» 本当ですか!あぁ、良かったです...!!(泣)そんな、嬉しいお言葉を頂けて本当に感謝しか無いです…。更新頑張りますね!コメント、ありがとうございます!! (2021年1月31日 19時) (
レス) id: 75fb9f73cf (このIDを非表示/違反報告)
ももか(プロフ) - 最新話見れてます！ naginaoさんが書く小説が大好きです！これからも応援してます！ (2021年1月31日 19時) (レス) id: 4ad4e81827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：naginao | 作成日時：2021年1月31日 18時
