ep.2 ページ2
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「 あっつ… 」
おつかいのメモと、携帯と、財布
ダラダラしてるなら買ってきて、と夜だというのにムシムシと暑い中それだけ握った私は放り出された
" お釣りで好きなもの買っていいよ 母 "
「 …残るかっつーの、 」
悪態をつきながらメモに書かれた食材をポイポイっとカゴに入れていると、なにやらどこかから楽しそうな声が聞こえてきて
？「 おっ、俺これにしよ 」
？「 っあ、お前！そんな握ったら溶けるやろ！ 」
？「 そんなすぐすぐで溶けへんよ！」
？「 アイスやで？まぁコーン付きやけど 」
？「 コーンがあるからって溶けへんわけちゃうやろ！ 」
アイスコーナーで、キャッキャと楽しそうにアイスを選ぶ3人組は見たことある制服を着ていて
「 ( やばっ… ) 」
咄嗟に背を向けて、その場から逃げる私
だって、髪は雑にくくったお団子だし、
コンタクトは外しちゃったから眼鏡だし、
ヨレヨレのTシャツにハーフパンツ…
我ながら女らしくないとは思う、けど。
？「 ちょ、謙杜！ 」
けんと…？と思いながらも、会計を済ますべく早歩きでもう1つ横のレーンからレジに向かおうとすると、
急に横から出てきた何かとぶつかった
「 …った、」
ぶつかるのは3回目。
でも今は早歩きして、周りを見てなかった私が悪い
衝撃で尻もちをついた相手に手を差し伸べて
「 すみません、周り見てなくて、」
と言うと、
謙「 あ、僕こそすみません…ちょっと走っちゃって…
ん、？Aさん…？」
「 えっ、」
私の手を掴んで立ち上がった彼は、長尾謙杜で。
？「 …おー謙杜、派手にやったな…って、お前 」
？「 長尾、お前それ、」
さっき一緒にいた高身長の2人組も集まってきて、
やばい、と咄嗟に思った私はパッと手を払って
「 …違います、すみませんでした。」
謙「 っえ、ちょ、待って！ 」
と呼びかける声も無視して足早にその場を去って、
お会計を済ませて、スーパーを出た。
「 …そういえばあの人、なんで私の名前 」
確かに口にしてた私の苗字
考えれば考えるほど、わからなくなる。
ハハ少ない買い物にどんだけ時間かけてるんですか?
細かいことはまた後でにしよう。
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まっちゃん - めっちゃいいお話ですね推しがテーマでキュンキュン×２でした (10月8日 17時) (
レス) @page40 id: 05008d5b68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - ほんとに最高でした！自分の名前だったのでどきどききゅんきゅんしたし、自分の推しだったのでもう最高でした！❤ (5月30日 15時) (レス) @page44 id: 94cbac58ed (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - ゆいさん» ご返信が遅くなり申し訳ございません💦コメント・嬉しいお言葉ありがとうございます😭💕皆様にお楽しみいただけますよう作者頑張りますので、どうか暖かい目で見守っていただけますと幸いです😌🌙 (2022年9月2日 21時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - Sky☆さん» ご返信が遅くなり申し訳ございません💦コメントありがとうございます♩まだまだ本作品をお楽しみいただければと思います😭💕 (2022年9月2日 21時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - ともさん» ご返信が遅くなり申し訳ございません💦コメント・嬉しいお言葉もありがとうございます✨ (2022年9月2日 21時) (レス) id: e17195385e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪 | 作成日時：2022年7月4日 23時
