ヨジャマンネはうさぎ好きです 2

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Aside





｢っ……はぁ…っ｣





無事に撮影を終えたけど、最近は精神的にも身体的にもやられてて食事も喉を通らないし睡眠もできてない







｢明日も…ソヨンさん…あ…ぅぁ…｣







明日も明後日も明明後日も暴力に耐えないといけないって考えるともう苦しくて、今にもおかしくなりそう









グクはお風呂に入ってて部屋の中で誰にも相談できない不安な気持ちを抑えながらベッドに寝転ぶ









｢誰か気づいて…グク…助けてよ…｣





この悲痛な叫びがグクに届くことは無かった









数分後戻ってきたグク







JK｢なぁ、A…？｣








｢なーに！グク！｣






JK｢お前最近調子よくねぇの？｣





ドキッとした


気づいてくれそうなのが嬉しいような悲しいような複雑な気持ちが絡み合ってまたもおかしくなりそうだ









｢めっちゃ元気だけど！笑｣





JK｢…飯…食ってんの？ちゃんと｣






｢食べてるって！笑｣







JK｢食ってねぇじゃん…｣







｢夜は控えめにしてるの！！笑｣







JK｢ん、そっか、悪かったな質問攻めで｣







｢大丈夫だよ…｣






JK｢じゃあおやすみ｣




｢おやすみ｣







やっぱりみんなに迷惑かけられない


もしもみんなの身に何かあったらそれこそどうにかなっちゃうかもしれない





助けて欲しい、その切実な想いは胸の奥に閉まっておくことにした







来ることの無い眠気に恐怖を感じながら今日もまた2時間しか寝られなかった

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