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檜山「ん…」
眩しい光にゆっくりと目を開ける
そこは何度も戻ってきた見慣れた光景で…
あの時俺は、確かに自分と引き換えに砂時計に願ったはず
なんで戻ってるんだ…もしかして、どこかで間違えた？
ガバッと起き上がって辺りを確認する。だけど肝心の砂時計がどこにもない
檜山「いったいどうなって…」
内村「ひやまー！聞いて聞いて！今日ね、新しい人が入ってくるんだって！たのしみだね！」
檜山「は、はぁ…そう、だな……？」
バンッ！と音を立てて入ってくるうっちーはデジャブだ
だけどあれ、いつもなら光輝が来るのに今日はうっちーで…
状況がいまいち読めない中でなんとか頭を回転させる
内村「れいあくんが言ってたんだけどなんてなまえだったかなー……………あっ！おもいだした！ふかだ！深田竜生！」
檜山「………あぁっ！そういうことか！」
内村「うわっ！えっ！何！？」
ここまで戻ることがないからすっかり忘れていた
Aちゃんが来るよりも前、うっちーが俺に新入りが来るとテンション高めに言っていた記憶が浮かび上がってくる
その時初めて、俺は竜生と会ったんだった
でも、なんで俺はここに戻ってきたのか…全くわからない
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作者名：優風翔
| 作成日時：2022年10月17日 0時
