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個室の焼肉店についた。
Aたちが着く頃には既に選手たちが揃い、肉を焼き始めていた。
他に何人か女の人いると思ったのに、女はA1人だけ。
『し、失礼します!今夜はおねがいします!』
と変な挨拶をカマしてしまった。
一斉に視線がAに集まる。
潔「……っえ、A??なんで?」
その瞬間、Aの頭が真っ白になる。
『(しまった。忘れていた。選手たちってことは、世一くんもいるじゃん!!)』
絶対凪いらないこと言うじゃん!!!
凪「俺が連れてきたの。ほらA、ここ座って」
そう言って自分の横を勧めてきた。
中には話したことがない人がほとんど。
でも話しているうちに、みんな親切でいい人だということが伝わってきた。
_________
凪がトイレに行くと言って席を離れると、世一くんが隣に移動してくる。
潔「A、久しぶり」
優しく微笑んでくる。
『ひ、久しぶりだね。なんか前より筋肉ついた?』
前よりもムッキムキにになっている。
潔「あー、たしかに。5kgくらい増えたかも」
『すっご!やっぱり、筋トレとか沢山するもんね。』
潔「そんなこと言ってるAは、前より綺麗になった?」
ん?なんだか今すごくキザなことを言われた気が。
世一くんの方を見ると、片手に割と度数の高いお酒が持たれている。
『よ、世一くん酔ってる?そんなキザな言葉言っちゃうんだね』
はぐらかすように笑いながら言うと、
潔「酔ってないよ、俺。Aは本当に可愛いよ」
そういってにじり寄ってくる。
『っあ、えと……』
と困っていると、
蜂楽「こーら潔!酔っ払って女優さんに絡んじゃダメでしょー!週刊誌に撮られちゃうよ!」
蜂楽さんが世一くんを引っ張り、助けてくれた。
するとその隙に凪の友達の玲王くんがこっちおいで、と誘導してくれたため、
そっちに避難した。
玲王「ごめんな、こいつら酔うとダメなんだよ。凪くるまでここいな」
よかった、良い人がいて。と思っていると、
何やら顔色の悪い凪が席に戻ってきた。
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虹(プロフ) - 完結おめでとうございます!!嬉しいような悲しいようなちょっとよく分からない感情ですが、陰ながら応援させていただいていました!!本当にお疲れ様です!リクエストの件ですがお時間ある時で大丈夫ですので烏くん、乙夜くんの夢小説を書いていただきたいです!! (2023年3月26日 2時) (レス) @page24 id: 12afbbff79 (このIDを非表示/違反報告)
村紗水蜜デコレさん(プロフ) - 完結お疲れ様です!!(╥﹏╥)良かったら絵/心さんのを書いて頂きたいですっっ(╥﹏╥) (2023年3月26日 0時) (レス) @page24 id: 66ad029385 (このIDを非表示/違反報告)
美影(プロフ) - Hiさん» コメントありがとうございます🥹そう言っていただけて嬉しいです💖 (2023年3月21日 19時) (レス) id: 1561903e15 (このIDを非表示/違反報告)
美影(プロフ) - 豆さん» コメントありがとうございます🥹これからも頑張ります❤️🔥 (2023年3月21日 19時) (レス) id: 1561903e15 (このIDを非表示/違反報告)
Hi - お、面白すぎる!!神だ、、! (2023年3月7日 19時) (レス) @page18 id: 20e40c99d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美影 | 作成日時:2023年2月1日 22時