*129話「形容しがたい」菅原side ページ45
東京遠征の話があるため、
部活後、先生とコーチを中心に半円に集まった俺達。
「大和いないけどいいのかな?」
「遅れてくるとはいってたけど」
「え、そうなの?」
Aがいない中、話を進めることに心配する旭。
遅れるが、ちゃんと顔を出すと言っていたことを教えれば、
大地に意味深な視線を送られる。
「なんでお前が知ってんだよ、スガ」
「べ、別になんでもないよ。
昼に来てただろ、その時聞いたんだよ」
ふーん、と勘ぐるような視線から逃げるように顔をそむける。
昼休みにあったとき、何か元気なかったな……。
昼休みの彼女を思い出すが、
すぐに遠征についての話が始まり、考えを中断する。
早く来ないかな……。
頭の片隅でそんなことを思いながら。
.
先生の口から期末テストという言葉が出てきた瞬間、
目というか顔ごと横にそらす単細胞バカ4人。
まさか、まさかとは思っていたけど……。
赤点の補修が土日休日、夏休みにも入るということを聞き
大惨事になる体育館。
田中と西谷は逃げるわ
日向は赤点のボーダーラインを聞いてくるわ
影山は息をしないわ
赤点をなんとか逃れようともがく日向はまだいい方で
諦めたように菩薩顔をさらす2年馬鹿。
影山に至っては現実を受け止められないでいる。
なんともカオスな状況の時、体育館のドアが開かれた。
「すみませんっ、遅れま」
走ってきたのか、額の汗をぬぐいつつ前髪を整えるA。
その姿を認識した瞬間、
田中と西谷が形容しがたい動きでAの方へ向かって行った。
「「だずげでえええええぇぇぇぇぇ」」
「ひっ、いやあああぁぁぁっ」
……Aの遠慮のない一撃が二人にきまった。
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星蛍(プロフ) - 琴音さん» あちゃー。やっぱりありましたか(汗)。すみませんが、書き方の統一を優先しているので、シリーズが完結次第、誤字修正をしていきます。教えたくださり、ありがとうございます。 (2019年4月1日 20時) (レス) id: 3b9001af19 (このIDを非表示/違反報告)
琴音(プロフ) - いっぱい間違えてますね。月バリが月バレとか月バスになってたり、聞いてきたが聞いて生きたとか、久藤が久遠だったりまだまだありますけどw (2019年3月31日 17時) (レス) id: f776e23ba8 (このIDを非表示/違反報告)
☆慧琉☆@スガさん愛しすぎてタヒぬ←w(プロフ) - 正しくはコンクリート出身、日向翔陽です。貴方をぶっ倒して全国へ行きます。だったような… (2016年7月5日 22時) (レス) id: 2223b2c821 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星蛍 | 作成日時:2015年3月22日 17時