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夢の途中 13 ページ25

お昼を食べ終わって13時。



ピンポン



チャイムの音がする。



ドアスコープを覗くと真っ黒。

チェーンをしたままドアを開けると



「やっほー」

かなり近い距離にサングラスをしたニカ。



あ、これはサングラスだったんだ。



チェーンを外してドアを開けると

「へー、ちゃんとしてるんだね」

ニカが笑ってる。



「何それ?」

「ちゃんとチェーンしてさ。人確認してるんだね」

「それは…まぁ」

「ふふー、友達としての確認でーす。あ、今日はこのまま掃除するからシャワー浴びないけどいいね?」



ニカはいいね?とか確認してるけど私に拒否権などなないのだろう。
大きなビニール袋の中からスリッパを出す。

よくビジネスホテルとかで見る使い捨てのやつ。



「…とことん人の家を信じてないんだね」

「うん。…あ、これはAちゃんちだからじゃなくて俺は元々友達の家上がったら靴下捨ててるから。Aちゃんちが汚いとか言ってる訳じゃないよ」



なんてフォローだかより一層失礼なこと言ってるのか分からない言い訳をしてる。



「あとね、これはAちゃんちに置いてくスリッパ。これは俺専用」



もう1つちゃんとしたいいスリッパを出して玄関の隅に置く。

「俺専用?」

「そ。バルコニー用も持ってきた」

なんてさらに袋からクロックスを出す。



…そんなに来るつもりなの?



「あと、俺専用タオル、俺専用部屋着、俺専用歯ブラシ…」

「ちょっとちょっと、なにこれ」

「え?だからまた来る時用。で、これが俺専用ボックスだから俺が来なくなったらこれまとめて捨ててね」

ってボン、とバスルームに組み立て式の収納ボックスを置いて中に私物を色々いれる。



だから私の拒否権は?



戸惑う私をよそに

「さ!じゃあ早速取り掛かりますか!!」

ニカは笑ってまずリビングに向かうから
もう従うしかなかった。



ニカは本当に綺麗好きだった。



袋から色んな洗剤やら掃除道具を出すと

「これでここ磨いてごらん?」

言われた通りにするとものすごくピカピカになる。



「え!すごい!!」

「ふふー、でしょっ?」



ニカの言う通りに色々掃除すると
色んなとこが見違えるようにキレイになる。



「ニカ、ほんとにアイドル?」

「アイドルだわっ!」

「掃除業者じゃなくて?」

「あははは、さてはキラキラ輝く俺を知らないな?」



だんだん掃除が楽しくなってきて
いつの間にか夕方になっていた。

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shizu(プロフ) - 深雪さん» コメント気づいてませんでした!ごめんなさい!! 全メンバー目標ですヽ(*´∀`)ノ (2020年5月8日 22時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
深雪(プロフ) - ニカちゃんがニカちゃんらしくて最高です。あの、もしかして全メンバー分書いてくださるのでしょうか?期待しちゃっていいのでしょうか。 (2020年5月5日 23時) (レス) id: a8c1d7b9de (このIDを非表示/違反報告)
shizu(プロフ) - もち?太郎さん» ニカちゃん思いついちゃって全部終わってないのに先に始めちゃいました(笑)どこかでこのアカウントでもコメントいただいてますよー!少しずつ更新します(〃▽〃) (2020年4月18日 16時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
もち?太郎(プロフ) - こんにちはshizuさん!!このアカウントだと多分初コメなんではじめまして!つ、、、ついにですか!?千ちゃんが先かと思ってました!あの、、、めちゃくちゃ楽しみです、、 (2020年4月16日 11時) (レス) id: 3f59dac3ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shizu | 作成日時:2020年4月16日 8時

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