特別な日に 13 ページ48
ケーキを食べて
裕太の知り合いにいっぱい御礼を言って
ドライブしながらうちに帰ってくる。
夜景の綺麗な道を通ってくれて
2人でずっとはしゃいでいた。
うちに着くと
裕太は近所のコインパーキングに車を停めて
泊まる気満々で大荷物でやってきた。
交代でシャワーを浴びようとすると
「プレゼントでーす」
裕太が荷物と一緒に持ってきた大きな紙袋を渡してくる。
お泊まりの荷物が入ってるんだと思ったら
私へのプレゼントだったみたい。
「はっぴーばーすでーい」
「…ありがとう」
「んふふふふ」
結局すごく沢山プレゼント貰ってるけど。
中を開けてみるとモコモコのルームウェア。
「…可愛いー」
「でしょ？」
「でもこれ…」
ショートパンツだよ？
「モコモコの足暖かいやつもあるよーん」
中をよく見ると確かにレッグウォーマーがあった。
「絶対Aはこれ似合うから」
裕太は自信満々に言うけど
ホントに？
半信半疑でシャワーを浴びてから着てみる。
鏡の前に立ってみて確認するけど。
…足出すぎじゃない？
恐る恐る裕太の元に向かうと
「………ものすごくイイ」
裕太が真っ赤になってる。
「ホント？似合ってる？」
「うん。すごくヤバい」
嬉しそうに笑ってニヤニヤする顔を隠してるから
本当に似合ってるのかも。
こんな裕太が貴重だからからかいたいけど
恥ずかしくて何も言えない。
「俺も同じお店で買ってきたんだー。これここに置いてくから今度から泊まる時はこれ使うね」
裕太は逃げるようにシャワーに向かう。
シャワーから出てきた裕太は
普通のパジャマで。
裕太はソファに座ると
「ん」
って自分の膝をぽんぽん叩いてる。
何？と思って裕太に近づくと
腕を引っ張られて裕太の足の上に座らされる。
「え！ちょっと！！」
「んふふふふ、捕まえたー」
こんなの恥ずかしくて無理っ！
慌ててる私に
「お誕生日おめでとう」
そう言って裕太はギュッと抱き締めてくる。
「誕生日を俺にいっぱいお祝いさせてくれてありがと」
そう言って頬にキスをしてくる。
「来年もその先も一緒にお祝いできたらいいな」
なんて柔らかく笑ってるから。
うん。
お祝いしてほしい。
そう言いそうになって言葉を止めた。
まだ先のことは全く決まってないし。
ただ、裕太の腕の中がやっぱり気持ち良くて
「私こそいっぱいお祝い嬉しかった。ありがとう裕太」
そう言って抱き締返した。
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もち?太郎(プロフ) - shizuさん» あら。まだガラの子いるんですね。びっくり...で私。ならガラケー使ってること知ってるならラボンて教えていいのではと思ったのですが。ドラッグストアで玉ちゃんがポスターみたいなのにいたらばれますか...と(笑) (2019年9月14日 20時) (
レス) id: 3f59dac3ce (このIDを非表示/違反報告)
shizu(プロフ) - もち?太郎さん» さすがにガラケーじゃないとニュース開いたら絶対玉ちゃんに気づくし。私の周りに未だ頑固に携帯の子が1人だけ居ます。絶対不便だと思うんだけどなー…。 (2019年9月14日 17時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
もち?太郎(プロフ) - shizuさん» ほほー..え。ガラケー？え。ぐーぐ。えやh...えぇ... (2019年9月14日 2時) (レス) id: 3f59dac3ce (このIDを非表示/違反報告)
shizu(プロフ) - もち?太郎さん» 端末が違うんですね！なるほど！ ベタな展開ですが気付くのはもう少し後の予定です。ちなみに彼女の携帯は特に出てきてませんがまだガラケーなんです。 (2019年9月8日 20時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
もち?太郎(プロフ) - あ。すみません！何気なくこちらで返信したのですが新しい端末です..(汗)咲良の方は壊れてしまったので...^^; (2019年9月3日 1時) (レス) id: 3f59dac3ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shizu
| 作成日時：2019年7月15日 12時
