この想いの結末は (ページ5)

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呼び出しページ5

「お前いまどこ？？」

『は？いま？？静岡ですが？？』

「静岡のどこにいる？」

『…静岡ですが？』

「駅近い？？？」

『まぁ、それなりに』

いま駅ナカの施設まわってるーと答えるアコ。

なんか嫌な予感感じてますけど、的なオーラを感じる。

「いま俺らあと少しで静岡駅着くんだけどさー、ストロベリースペシャル食べにいかね？」

『いまから？この夕飯前になるこの時間に？？』

アコが明らかにさらに輪をかけて機嫌が悪くなっている。

『しかも俺ら、って、太輔以外誰いるの？』

「ああ、マネージャーいるよ」

『太輔またマネージャー巻き込んでるの？』

「俺は一人ででも行くって言ってんのにダメだって言うんだもん」

『んなもん我慢しなさいよ、東京にだってパフェくらいあるでしょ？』

「ちげーし。ここのパフェはここでしか食えないし」

あぁーこいつも理解してくれねーのかなストロベリースペシャル。
女子だろーが。
いや、そっか、そもそもコイツは女子ではないか。
….なんて言ったら付き合ってくんないか。

なんてあれこれ考えながら続ける。

「俺とマネージャーの2人だと確かに目立つんだよ。だからマネージャーの彼女っていう設定でついてきてくんない？？」

『…はっ？？？？』

アコが明らかに動揺した声を出した。

…おや？？？

これはもしかするともしかするか？？？