これはイケる。 ページ4
アコとは俺の中学時代の同級生で、とにかく気が許せる女友達。
学校へ行こうの頃からV6が大好きで
俺がJr.に入ったことを知ると
V6と仲良くなって紹介しろ!!
といつも言っていたが、
口で言うだけで実際そんなこと出来ないことは百も承知なのを理解してくれている。
根っからのジャニーズ好きなので、
俺に対するダメ出しもなかなか鋭い。
『私はキスマイならワッターだからあんたには興味ないしいつも一緒に居やがって殺意すら感じる』
と、一度割とガチで言われたこともある。
そんなに美人でもないが化粧品会社にした彼女は、美人ではないが愛嬌は良く気も遣えるので
(本人に美人ではないと2度も言ったことがバレたら間違いなく血を見る)
就職して店頭に立つようになるや否やすぐに地区でトップセールスとなり
今やエリアマネージャーとして静岡の店舗の立て直しをやっている。
話も上手なので人見知りの俺でもずっと話しができる。
そんなアコに、
マネージャーには3回くらい会わせたことがあるが
多分マネージャーは結構気に入ってるんだろーなー
とは思っていたが案の定だな。
スマホを耳にあてて数回呼び出し音が鳴る。
…プッ。
「あ。繋がった」
え?って驚いてるマネージャー。
電話の向こうか明るい声がする。
『はいはーい、どうした太輔』
「あ、出た」
『は???掛けてきてなんなの??』
一気に機嫌が悪くなる電話の向こうのアコ。
なんとなく気にしてるんだけど気にしてないフリをしてるマネージャー。
…これはアコがオッケーならイケる感じだな。
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作者名:shizu | 作成日時:2018年10月5日 4時