#12不安 ページ16
〈バビルスへの道〉
テクテク
『イルマ·····大丈夫?』
イルマ「だ、大丈夫だよ」
うわぁぁ
イルマ「ひぃ!」
『ビクッ!』
空を見たら悪魔の生徒たちが羽を使って登校していた
皆、個性的だな
メアリ「無駄口をたたくな!」
生徒会「はい!」
メアリ「いいか?悪魔たるもの声で相手を恐れさせるくらいしてみろ!発声は威嚇の基本!おこたるな!」
生徒会「はい!おはよう、みんな。おはよう!」
メアリ「続けろ」
生徒会「おはよう、みんな」
イルマ(生徒会の人たちかな?目をつけられないよう)
(目立たないように·····)
アズ「おはようございます。イルマ様、A様!6時間と6分前からお待ちしてました(ニコ」
イルマ「お、おはよう。アスモデウスくん」
『おはよう·····アズくん。抱っこして』
アズ「か、かしこまりました///」
アズくんがお姫様だっこしてくれた
『ん。ありがとう』
イルマ「って6時間!?」
アズ「はい。うしみつの漆黒の中でじっと」
イルマ「アスモデウスくん!?そんなことしなくていいからね!?」
アズ「そうですか。ああ、どうぞ。イルマ様もA様と同様に「アズ」とお呼びください(ニコ」
イルマ「アズ·····くん?」
アズ「はい、お鞄お持ちします。」
イルマ「いいよ。Aも抱っこしてもらってるんだから」
『ごめんね·····アズくん』
アズ「いえ、そんな逆に光栄です。」
『アズくん····いい人·····好き』
アズ「こ、光栄です///」
イルマ「え!?A、僕は僕は!?」
『イルマも·····大好き』
イルマ「ふぅ〜。」
「特待生イルマ〜?A〜?」
「見たか?」
「首席を従わせてるって本当だったんだ。」
〈廊下〉
イルマ(朝から目立ってしまった。Aもアズくんに取られちゃった)
イルマ「えーとどこに行くんだっけ?」
アズ「イルマ様とA様は私と同じグループですね。」
『グループ····?』
アズ「はい。新入生163名をいくつかのグループに分けて、授業が始まるまでの準備をするんです。一度には行えませんからね。」
イルマ「なるほど〜」
『·····(コクコク』
アズ「今日、私たちは使い魔召喚の儀式です。使い魔の間へ行きましょう。」
イルマ「使い魔?」
『·····?』
アズ「バビルスの伝統行事です。入学したらみな、自分で魔獣を召喚し、家来にするのです。」
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ドッカーン - 容姿ではなく養子では? (2022年12月30日 7時) (レス) @page5 id: 1eed7975f0 (このIDを非表示/違反報告)
きょちゃちゃ - コメント失礼します!すみません、4で「アメリ」が「メアリ」になってしまってますよ! (2022年11月20日 21時) (レス) @page7 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ - あの…この新しいアカウント名を教えて下さい…この後のお話しが気になります。 (2022年10月28日 22時) (レス) @page27 id: 08246aac29 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - 娘です (2022年10月5日 22時) (レス) id: 17dee4a50d (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ - 楽しくこの物語を読ませてもらっています!質問なのですが夢主はサリバン様の娘なのですか?それとの孫なのですか?時 (2022年10月5日 21時) (レス) @page6 id: f52bb12d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メロン | 作成日時:2022年9月17日 2時