参考書3冊目 ページ5
ｳﾗ｢おーい出来たぞー片付けろー｣
ｻｶ｢はーい！うわ、美味そう！｣
『あ、ちょ、ちび。まだ置くなアホ。参考書汚れる』
なんやかんや言い合いしつつ、四人仲良くテーブルを囲む
今日のメニューはドリアとサラダ、コーンスープだ
…あれ？ちび男だよな。なんか、うん。すげぇな...
なんて思いつつ、参考書片手にドリアを口に運ぶ
ｼﾏ｢もー飯の時くらい置いとけよ｣
『…時間勿体ないから...あ、これ美味い』
ｻｶ｢たまには目ぇ休めなよー、頭痛くなるよ？｣
『んー、身体慣れてるから問題ないかな』
ｳﾗ｢俺に負けるのが怖いのかよ｣
『ｲﾗｯ))私が？君に？負ける？？はっw有り得ないね』
そんなこと、有り得るわけがない
入学から小テスト、実技テストを含め学年トップ
維持するのに捨ててきたものは数え切れないくらいある
その代わりに得たものはまだない。そりゃあそうだ
勉強して得られるものは知識だけ
"なに"を"どれだけ"知っているか。その量が多くなるだけ
でも、だから私は勉強をするんだ
仮に勉強の時間を恋愛に費やしたって何になる？
何にもならない。将来役立つわけじゃないし、時間の無駄
相手の行動心情に振り回されて一喜一憂するなんて馬鹿馬鹿しい
その考えが"虚しい"って思われるのはわかってる
ただ、そう思われても良いから私は誇れるものが欲しかったんだ
そして漸く手に入れた
周りより多く手に入れた知識
長年培ってきたその知識と量を簡単に越えられるわけがない
ｳﾗ｢さぁな、それを決めるのは次の中間だ
まぁ、勉強しすぎて体壊さねぇようになwww｣
『はぁ？私がそんなヘマするわけないでしょ』
ｳﾗ｢さぁ？てか、早く食ったら？俺もー食べたぞ｣
『嘘っ、狡い！チビのくせに！』
ｳﾗ｢チビじゃねぇよ！浦田だ！｣
柄にもなく物に当たるチビさん
何でそんなにイライラしてるんだよ
イライラしてんのは私の方だっつーの
半分も残っていないドリアを丁寧にスプーンで掬う
口の中に運ぶとふわっと香るトマトの酸味
あれ、こんなに美味しかったっけ
ｻｶ｢あーあ、うらさん拗ねちゃったねー｣
『知らない。カルシウム足りてないんじゃない？身長もあれだし』
ｼﾏ｢いやいや、お前のせいやろ｣
『だから知らないって。勝手に機嫌悪くなってんじゃん
あーあ、早く食べて勉強しよ』
残りを食べ終え、食器を洗って参考書を脇に抱える
風呂はセンが帰ってきた後でいいや、と思いセンにl〇neを送る
返事を待つことなく、机に向かい再びペンをとった
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めい*cerw* - 更新待ってますね！ (2019年3月30日 2時) (
レス) id: 6f4d80c867 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - 更新停止してますよ！このお話好きなので良かったら更新して下さい！ (2018年9月1日 22時) (レス) id: 6f15b8d456 (このIDを非表示/違反報告)
rin.rain.(プロフ) - 面白いですね！これからも頑張ってください！そらるさんもっと出してry (2018年3月20日 21時) (レス) id: 15ed3460f9 (このIDを非表示/違反報告)
れもんねこ(プロフ) - わーい！ろんさんありがとうございます！まだ出てきてくれるのでしょうか（ドキドキ 更新頑張ってください〜！ (2018年3月4日 18時) (レス) id: 032d1e69c8 (このIDを非表示/違反報告)
Dr.K(プロフ) - れもんねこさん» ろんさん了解です！コメント、リクエストありがとございます！！ (2018年3月1日 20時) (レス) id: a5d990b401 (このIDを非表示/違反報告)
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