彼は只者じゃない壱 [ハイキュー][文スト]

明日も部活 ページ2

夢主sideの時は✰と書きます。
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カチカチと無機質な音が部屋に響く。









『……っあ〜、やっと終わったぁ。』









やっと仕事終わったよ。明日も部活あるってのに終わったの20時42分38秒。明日午前部活だから朝早いのに起きれるかな……。









「やぁやぁAちゃん。仕事終わったかい？」









『……太宰さん。』









僕の目の前に手をヒラヒラとしながら現れたのは僕の先輩である太宰さん。









『な一にが仕事終わったかい？ですか。半分は太宰さんの分なんスからね。あとちゃん付け辞めて下さい。僕女の子じゃないんで。』









「え一、良いじゃないか。こっちの方が親近感があって良いだろう？」









『例えそうだとしても勘違いされるんで辞めてください。』









僕がそう言うと「ちぇ。」と言いながら僕の頭にもたれかかってきた。何故。









「しかしまぁAちゃんは偉いねぇ。探偵社の仕事で忙しいのに学校にも毎日欠かさず行くなんて。私だったらサボってるよ。」









『……まぁ、学校楽しいんで。』









「それは排球(バレー)があるからだろう？」









『そうですね。』









「そこは即答なんだ。」









しょうがないじゃん。排球(バレー)好きなんだもの。









「それだけ夢中になれる物が有るのはいい事だ。……さて、今日はもう遅い。明日の為にも早く帰りなさい。」









『そッスね。それじゃあお疲れ様でした。』









「お疲れ様〜。」









僕は東京にある自宅に向かうべく、足を運んだ。

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