人形 -ド一ル-【ハイキュー】

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雀「…あ、来た！」









『すみません……遅れました。』









雀「そんな事ないよ！丁度良い時間。」









今日の料理当番は私とかおりさんと谷地さん。









『………武田先生も一緒に作るんですか……？』









武「はい！マネージャーの皆さんだけでは大変だと思うので！」









……優しい先生だ。









武「今日は何作るんです？」









雀「れもんそうめんと、鶏ササミときゅうりのおろし和えです！暑いですからさっぱりした物の方が良いと思いますし、午後からも運動しますからくどくないのをチョイスしました！」









谷「す、凄いです！そんな事まで考えれるなんて！」









武「選手の事まで考えれるのはマネージャーの鏡ですね。早速作りましょう！」









………かおりさん、凄い。









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武「……なんだか意外です。瀬留さんって勝手に料理をそつなくこなすイメージありました。」









雀「私も最初ビックリしましたよ〜笑。凄いビクビクしながら包丁握ってましたからね。」









………実は私、料理があまり出来ない。









出来ないと言うか…お母さんにやらせて貰えないと言った方が正しいか。









料理して怪我したら大変って言って全くやらせて貰えなかったから、合宿で初めて料理をしたのだ。









だから前回の合宿は本当迷惑かけたと思う。









………今はそこそこ出来る。時々指を切るけど。









『………谷地さん、作るの上手いね。』









谷「ぇえ！？そ、そんな事ありませんよ！私なんて他の人と比べたら月とすっぽん……いや、月と小石ぐらい違います！」









谷地さんか小石だったら私は空気か何かかな……。









雀「仁花ちゃんは自分を卑下しすぎ！笑。十分上手いから！……よし、出来たね。」









机には全員分の料理が並べられている。量が多くて大変だった……。









武「ひぇ〜……壮観ですね！」









雀「そうですね！あ、仁花ちゃん、皆を呼んで来て貰っていい？」









谷「し、シャチ！」









シャチ……？

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