反応 ページ20
ところが！笹山は全く起きなかった。
『おーい笹山くん、夜寝れなくなっちゃうよ』
とか、
『お昼ご飯食べれなくなっちゃうぞー』
とか呼び掛けてみても、全く反応ナシ。
…全部私のせいなんだけど。
私が寝てるから、笹山も寝ざるを得なくなってしまった。
『ごめんね笹山』
そう呟いても、反応は返ってこない。
笹山はずっとスースー寝ている。
返ってこない言葉に、ちょっとさみしいなー、なんて思ったり。
でも、いつもくだらないことで喋る私達が、
静かに並んでいるのもちょっと珍しくて特別な感じがしたり。
……あ。
特別…とか私何言ってんだ私。
違う違う。
笹山の特別はもういるでしょ。
前言ってたし。
好きな人がいるって。
なのに私、特別とか。
うわ、めちゃめちゃ恥ずかしい──────って
ちょ、ちょっと待って。
何で私、
ちょっと残念に思ってるんだろう。
何で
モヤッとしちゃうんだろう。
何で、
側にいたいとか思うんだろう。
あれ？
これって…
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菜々香 - ほのかさん» コメントありがとうございますー！これからも頑張ります！ (2022年10月2日 18時) (
レス) id: 83caede52f (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - このお話すごく面白くて大好きです💕これからも投稿頑張って下さい！！ (2022年9月30日 19時) (レス) @page33 id: 3929e44e96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々香 | 作成日時：2022年8月10日 11時
