【wrwrd!】小人を買いました 3(男主)

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とりあえずクラレ先生の提案で、俺達は公園から離れることに


バレたら終わりだからな









kr「車には全員乗せられないなぁ……」



と言われた

まぁそらそうだわ









zm「あ」

『！？』






ゾムが声を発したかと思えば

ポンｯという音とともにいなくなってしまった



その場には服だけが残されている







ni「い、いなくなった！？」

『ゾム！』




次々にいなくなっていくので、俺と兄さんは慌てた

ついでに言えば、クラレ先生も慌てている









ニャ〜









1番冷静なのはどうやらクロのようで


落ちている服をまさぐり始める








すると、服の下からモゾモゾと何かが動いているのがわかった



………あぁ、なるほどな









その光景を見て、俺とクラレ先生は落ち着きを取り戻す

未だに兄さんは理解していないようだ






ni「…………え」

『……まぁそうなるよね〜』









服の下からは


再び小人に戻った彼らの姿があった









ut「え！？なんでやぁ！」

os「めう〜」





個人的には小さくて可愛いからこっちのが好きなんだけど

小人達からしたらとんでもないことだろう







kr「……また、研究しないと」





あからさまに肩を落としているクラレ先生

…頑張って下さい









小人達の服を回収して、本人達も回収


兄さんは理解が追いついていないみたいだったけど、まぁそのうち慣れるだろうか









ni「…凄いな…これ」

『いやホントにね』




ci「ま、これで車には乗れそうですね」









12匹と4人……いや、クロも入れると13匹か


13匹と4人を乗せた車は、研究所と公園からどんどん遠ざかっていった

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