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コネシマside
さっきは大口叩いて、ここから出るぞ！なんて言ったけど
やっぱり体は痛いし、出来れば動きたくなんて無かった
……でも、なんもせんのは時間の無駄やし
結果的には外に出て人間に戻れたから良しとしよう
kn「なんも無いで……」
shp「ちゃんと隅々まで見て下さいよ」
kn「いや見とるけど！」
クラレ先生からAのことを聞いて、マジでビックリした
Aも苦しんでたんやな
そう思うと、なんだか息がし辛かった
……自分らしくもない
あからさまに焦り始めたのはショッピ君
さっきから必死に探しとる
sha「いやいや、ゴミ箱にはおらんと思うで！？」
shp「わからんでしょ」
sha「入るわけ無いやろ……！？」
……いつも冷静なのになぁ
なんかおかしい
kn「お、ここの地図ちゃう？」
適当に辺りを見渡してみれば、丁寧に現在地が記されていた
……第2研究室、なぁ……
まぁこんなん見たところで、Aがいる場所もわかるわけ無いしな
見んでもええやろ
そう思っていた最中
shp「……この地図、おかしくないですか」
とショッピ君が言った
そんなことないやろ、と思いながらもう一度地図を見る
kn「別に普通やろ」
sha「何がおかしいん？」
shp「……この階段」
地図のある一点に指を置くショッピ君
それは、下り階段だった
shp「あそこの階段のことですよね？これ
……でも、この地図だと下り階段もあるんすよ？変じゃないすか？」
sha「ミスったんちゃう？」
………ホンマに細かい事に気付くよな、コイツは
3人で階段付近を見渡すが、やはり何も無い
shp「………なんもないっすね」
ミスやったのかも、というショッピ君
しかしその顔は納得の色を見せてはいなかった
kn「なんや、気になるやんけ……」
とりあえずここにじっとしているわけにもいかず、階段横にあった倉庫を開けようと手を伸ばす
sha「それセキュリティやなくてただの鍵ちゃうん？鍵穴あるし」
kn「まぁ一応」
扉のくぼみに手をかけ、スライドさせる
………するとそこには、下り階段が出て来た
kn「……なんや、あるやんけ」
sha「いかにも怪しい感じやなぁ……」
shp「…お手柄っすね」
俺達は下り階段をゆっくりと下りていった
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限界オタクネキ - すごく面白いお話でした……お金払いたいです……!!ㅠ ̫ㅠ♡ (11月22日 22時) (
レス) @page23 id: 27c91382d8 (このIDを非表示/違反報告)
由依 - 神作品だぁぁぁ😍 (2022年6月26日 2時) (レス) @page23 id: 4f57f42090 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - とりあえず、完結ありがとうございます。この作品他の人も言ってるけど神すぎて泣きそう、、 (2022年3月18日 17時) (レス) @page23 id: c6ec7f1a3c (このIDを非表示/違反報告)
九尾の狐@中二病陰キャ(プロフ) - 初コメ失礼します。全て読ませていただきました。とても面白くて感動しました。素晴らしい作品をありがとうございます。 (2021年10月7日 22時) (レス) @page23 id: 1dca37f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
シアン - めちゃくちゃいい作品でした！ (2021年7月31日 9時) (レス) id: d89fb8bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年5月6日 15時
