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ショッピside


突然後ろから発砲音がして、すぐに振り返ると

Aさんが腹部を押さえていた




shp「Aさん!」


咄嗟に攻撃態勢に入るも、もう一度した発砲音

銃口は……再びAさんに向けられていて






「動くな!!!!!!!コイツがどうなっても良いのか…?」


shp「……クソ!」

zm「…A」



gr「…………だ…れだ……?」

zm「グルッペン……!…………ッ」





銃声の音で目が覚めたのか、虚ろな目を開けてこちらを見たグルッペンさん


shp「助けに来たんです…!逃げましょう?ここから……」

gr「……………………」


shp「グルッペンさん……ッ!」






「動くなと言っただろう!?殺すぞ!」

zm「………チッ、まいったな……」


ゾムさんに動かないように合図され、頷く

動けないのがグルッペンだけならまだしも、まさかAさんまで動けなくなるなんて……!




しかし息はしているし、意識もあるようで

Aさんはゆっくりと声を発した









『……すま、ない…………』

zm「あ、あんまり喋るな……!」


『…………いや…大丈夫だ……少し…………くらい』




苦しそうな声

思わず駆け寄りたくなるが、今動いたら確実にAさんの命は無い


例えあの男を殺せたとしても、ここで誰か一人が死ぬなんてごめんや







shp「どうすれば……ッ」

zm「…………俺もショッピ君も、こんなときに限ってナイフしか貰ってないんやもんなぁ……」ボソッ



ゆっくりと相手に寄っていくゾムさん

ほんの少しずつ、攻撃態勢に入っていく








…確かに、ゾムさんやったら棒立ちの状態でも瞬時に攻撃が出来る

少しでも隙が出来れば……なんとかなるかもしらん







『…おい、このまま俺を殺してお前になんのメリットがある?』

「ふんっ…!強気だな?」


『当たり前だ………自分の価値は、自分で…よく知っている』



痛みに慣れてきたのか

Aさんはスラスラと話し始めた


どうやら気を自分に逸らそうとしてくれてるみたいや

……でも









『……ッ』

腹部から流れ出ている血が、どんどん服に染みていっているのがわかる

喋るのも精一杯のはずや






なのに









俺は……なんも出来んのか…?

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おつきみ(プロフ) - 米さん» ありがとうございます……えへ (2020年12月1日 1時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - KAINkunさん» 修正致しました。ありがとうございます! (2020年12月1日 1時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
KAINkun - 141ページの「予備」の字が「呼び」になってますよ (2020年11月7日 15時) (レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
- 朝起きて着替えもせず、すぐにこの小説を読んでしまう、米です!何故こんな素晴らしい作品を作れるのですか…?!おつきみ様の作品…神…!!!! (2020年7月5日 9時) (レス) id: 869d5f693c (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - あららさん» 毎日!?ありがとうございます… 小説を書くコツは、自分も素人なのでこれといって思いつきませんが、色々な方の小説を読んで日々学習しています!お互いに楽しみながら頑張りましょう……! (2019年8月28日 11時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おつきみ | 作成日時:2019年8月15日 11時

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