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ゾムside(続き)
Aがまだ生きているという事実に安堵しつつも、どうにかしようと試みる
でも、俺はもともと頭が冴えるわけやないから
良い方法も見つからん
『……グルッペン……は…………』
zm「ショッピ君と先に行ったで！大丈夫や！」
『……………そ、うか……』
zm「……！ちょ、A！？」
ゆっくりと馬の上で体を起こしたかと思えば
しっかりと紐を持った
『……俺達も………早く…ﾊｧ……行かなければな』
zm「む、無茶や！」
『走り始めれば、ある程度は馬が勝手に走ってくれる……何とかなるさ』
zm「A………」
『…大丈夫、少し走るだけだ………行くぞ』
zm「ｯ……わかった！」
俺はもう1匹の馬に乗り込み、Aが走り出したのを見てからムチを打った
前日
もし別れることがあったら、ここに集まろう
そう約束した場所に向かった
きっとそこにショッピ君がおるはずやと思ったから
しばらく馬を走らせたあと、Aは馬を減速させた
それに従って俺も減速する
……あかんな
先程から必死だったせいか気付かんかったけど
雪が降ってきた
普段やったら、あぁ綺麗やな、で済ませられるんやけど
今はそんなこと言ってる場合やないし、むしろ降られると面倒や
どんどん白くなっていく視界
急いで馬から降り、歩いているAの馬のリードを掴んだ
賢い馬なんか知らんけど、下手に抵抗するような素振りも無くて助かる
zm「A！」
『……………………』
zm「……早くショッピ君と合流せんと……！」
返事が無いから、多分また気絶してしまったんやと思う
今はまだ夜では無いにしろ、雪が降ってきた今…俺達の体温は急速に奪われとるはずや
グルッペンやって、ボロ切れしか着せられとらんかったし……
まずいな……
必死に辺りを見渡す
他の皆よりも目が良い…とは言え、視界が悪くなったら一緒やな
馬2匹を連れ、ゆっくりと歩く
森の中やから、全部が一緒に見えてもうてしゃーないわ
zm「…前なら、インカムで一発やったんになぁ……」
なんて軽い愚痴をこぼしながら
白くなっていく地面を一歩ずつ踏みしめた
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おつきみ(プロフ) - 米さん» ありがとうございます……えへ (2020年12月1日 1時) (
レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - KAINkunさん» 修正致しました。ありがとうございます！ (2020年12月1日 1時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
KAINkun - 141ページの「予備」の字が「呼び」になってますよ (2020年11月7日 15時) (レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
米 - 朝起きて着替えもせず、すぐにこの小説を読んでしまう、米です！何故こんな素晴らしい作品を作れるのですか…？！おつきみ様の作品…神…！！！！ (2020年7月5日 9時) (レス) id: 869d5f693c (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - あららさん» 毎日！？ありがとうございます… 小説を書くコツは、自分も素人なのでこれといって思いつきませんが、色々な方の小説を読んで日々学習しています！お互いに楽しみながら頑張りましょう……！ (2019年8月28日 11時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年8月15日 11時
