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ゾムside
zm「A!!!!」
Aが男に銃を構え、撃ったと同時に
男もAを撃ち、そのままAは床へと倒れ込んだ
俺やって馬鹿やない
この隙を逃すなんてことはしなかった
すぐさまナイフを投げ、男の手から拳銃を弾き落とした
そして落ちた銃で………眉間を、1発
………バン、という音と共に、静寂が訪れる
先程とは違う、緊迫感のあるものではなく
全てが終わったあとの…あの静けさ
zm「……！A…ｯ！」
『……………………………』
shp「とりあえずここから出ましょう！いつ奴らが気付くかわからん！」
zm「……せ、せやな！ショッピ君はグルッペンを頼む！」
shp「はい！」
俺が慌てている間に、グルッペンの鎖を壊してくれていたらしい
ショッピ君はすぐさまグルッペンをおぶり、こちらに来た
……あかん、血が
血が……！止まらん…………ｯ！
いやだ
怖い
どうしよう
A
あかん
死なんといてや
shp「しっかりして下さい!!!!」
zm「…………ｯ」
shp「早うせんと、助かるもんも助からんくなるでしょ！？こんなところで迷わんといて下さい!!!!」
zm「…すまん！」
俺はAからネクタイを取り、とりあえず肩を止血した
……腹は、今はどうにも出来ひん
zm「窓見つけたらすぐ出るで」
shp「了解！」
2人で急いで階段を駆け上がる
どうやら銃声が聞こえていたようで、上は少し騒ぎになっていた
……でも、まだ誰も来とらん！
窓から飛び出し、すぐさま馬を止めたところまで走り抜ける
2人ともおぶった状態で走っとるから、今襲われるんは結構キツい
幸いにも、誰にも見つかることなく馬小屋まで来れた
shp「グルッペンさん、捕まっててくださいね…！」
それだけ言うと、ショッピ君は先に馬を走らせ始めた
俺も早くあとに続かんと！
でも
Aは今意識も無いんや
そんな人間を…どうやって馬に乗せる……？
zm「振り落としてしまいそうや……」
今のところ誰か追っ手が来ている気配も無い
しっかり固定してから走った方が良さそうやな
そう思って、何か方法は無いかと辺りを見渡していると
『ぅ……ぐ…………』
zm「A……！」
微かに、Aがうめき声を上げた
良かった…！まだ、生きとる……！
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おつきみ(プロフ) - 米さん» ありがとうございます……えへ (2020年12月1日 1時) (
レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - KAINkunさん» 修正致しました。ありがとうございます！ (2020年12月1日 1時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
KAINkun - 141ページの「予備」の字が「呼び」になってますよ (2020年11月7日 15時) (レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
米 - 朝起きて着替えもせず、すぐにこの小説を読んでしまう、米です！何故こんな素晴らしい作品を作れるのですか…？！おつきみ様の作品…神…！！！！ (2020年7月5日 9時) (レス) id: 869d5f693c (このIDを非表示/違反報告)
おつきみ(プロフ) - あららさん» 毎日！？ありがとうございます… 小説を書くコツは、自分も素人なのでこれといって思いつきませんが、色々な方の小説を読んで日々学習しています！お互いに楽しみながら頑張りましょう……！ (2019年8月28日 11時) (レス) id: a31619cde8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おつきみ
| 作成日時：2019年8月15日 11時
