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次の日、トントン君は目を覚ました
tn「ん…
あ…れ…?」
なんでAさんが…?
とでも言いたげな目
それに気付かぬふりをして
水と食事を与えた
夏よりもやつれた顔
痩せ細った体
トントン君の隣でスヤスヤと眠るグルッペンに目をやる
同い年なのに
全く違う
tn「あの…
ありがとうございました…」
そう言ってトントン君はそそくさと帰ろうとしている
まじか
単純にそう思った
あんな所に帰りたいと思ってないだろうに
『いいえ
…送っていこうか?』
tn「…では、お言葉に甘えて…」
小学校とは思えない律儀さ
まだここにいても良いんだよ
と言ってあげられない自分は
やはりどこまでも最低だなと思った
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作者名:おつきみ | 作成日時:2019年1月19日 21時