例え、世界が君を嫌っても僕は君を嫌いになれない【るぅと】

君を嫌いになれない11 ページ13

Aside

『いってき、、、ます』

私はるぅとさんに行ってきますを言い、学校に行こうとした

すると、

る「まっ！待って！」

るぅとさんが私を呼び止めた

『な、なんですか、、、？』

る「辛いなら、、辛いなら！学校行かなくても良いんだよ！」

、、、、え？

学校に、、、行かなくて、、、良い、、、？

本当、、、に？

『ほっ、本当ですか！？』

る「うん、辛いなら行かなくて良いんだよ、無理して行かなくて良いんだよ、」

るぅとさんの口から出たその言葉、

何故か嬉しかった

学校に行かなくて良い、

今の私にとっては凄く嬉しい事だった

でも、、、、

もし、私が来なかったら、、どうなる？

行かなかったらどうなる？

新しい子が、いじめられる？

そんな事ないよね？

でも、あいつら(・・・・)は“人をいじめる”という快感に浸っているかもしれない

いじめるのが楽しくて楽しくて仕方ない、

いじめるのに依存している、、かもしれない

他の子がいじめられるくらいなら、、、

私一人がいじめられた方がまし、、？

『るぅと、、さん。もし、ですよ？私が行かなかったら他の子がターゲットになって、いじめられる、、、かもしれません、、』

る「そう、、かもね、、」

るぅとさんは、少し寂しそう、、というか、悲しそうな顔をしていた

る「でも、、、Aちゃんは、いじめられるの嫌でしょ？」

『嫌、、です』

る「なら、行かなくて良いと思う」

え、、？

どういう、、こと？

『あの、、』

る「行くかどうかなんて、Aちゃんが決めるべきだし、別に今は自分の事だけを優先すれば良いと思う」

『で、でも！そっ、そしたら！！』

る「お口チャック、そんなの気にしなくて良い、確かに他の子が代わりにいじめられるかもしれない、でもこのままAちゃんがいじめられ続けたら、、、精神的にも、もつ？」

『っ、』

私は言い返せなかった

もちます！

そう言ってしまうと

嘘になるから

今でも苦しい

これがずっと続いたら

私はいつか

この世界が

嫌になってしまう

消えたくなってしまう

いなくなりたい、、なんて考えてしまう

だから、今日は甘えていいよね？

『るぅとさん、、、私、今日休みたい…ですっ

＊＊＊＊＊

2ヶ月ぶり？の更新すみません(_ _(--;(_ _(--;

本当にすみません

いつ更新されるか分からないのに

こんな作者を待っててくれてありがとう

この作品を応援してくれてありがとう

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