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お母さんの笑顔を見れて嬉しい。
でもなんか、ちょっと照れくさい…。
夢月「お、お父さんもなんかあるんでしょ。」
凛月「んふふ…♪
照れを誤魔化すの下手だよねぇ…♪」
頭を撫でられる。
むっ。
凛月「俺もあるよ〜♪
はい、A♪」
お父さんが渡したのは白い袋。
いくつか入ってるのかな?
お母さんが中身を取り出すと、
小さな箱が2つ入っていた。
紺色と白の箱。
凛月「こっちはまだ開けちゃだめね。」
お父さんは紺色の箱を指していう。
見てほしい順番があるのかな。
お母さんは白い箱を開ける。
A「わぁ…!!!
綺麗!!」
青く光る宝石が埋め込まれた月のネックレス。
なんだろう。
…なんか…。
夢月「めっちゃお父さんだ…。」
凛月「ん〜?」
…何も考えなかったことにしよう。
A「良いんですか?こんなに高そうなもの…。」
凛月「Aに買ったものなんだから、値段なんて関係ないよ。
ほらほら、つけてあげるから…♪」
お父さんはお母さんの背後に回り、
ネックレスをつけてあげた。
凛月「…うん、やっぱり可愛い…♪」
A「あ、ありがとうございます…。」
照れてるお母さん…。
ていうか俺の前でイチャつくな。
凛月「むっちゃん、ちょっとおいで〜。」
夢月「?」
お父さんのところへ行くと、
紺色の箱を渡された。
あれ、これお母さんのと一緒?
凛月「はい。ふたりとも開けていいよ〜。」
俺とお母さんが箱を開ける。
「「…うわぁぁ…。」」
ブレスレットだ。
俺のは緑色の宝石が埋め込まれている。
めっちゃ綺麗…。
お母さんの方を見ると、
お母さんはこのピンクだった。
凛月「家族でお揃いっていうのも悪くないかなって思って♪」
お父さんの手首には、青色のそれがあった。
A「どこにいても家族だって分かるね。」
夢月「なんか繋がってる感じがするね。」
凛月「んふふ…♪そ〜でしょ♪」
嬉しそうだな、お父さんもお母さんも。
俺も嬉しいのかもだけど。
凛月「りっくんは大きくなってから渡すね〜♪」
凛空「…きゃっ…♪」
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照山紅葉(プロフ) - 猫愛りあさん» コメントありがとうございます!うわぁぁ、ありがたいお言葉!!私の父もこんなんじゃないです笑もう理想を全部詰め込みました!!りあさんもどうかお父様と仲良くお過ごしください! (1月22日 18時) (レス) id: f2a01435b0 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - うん…全部見たけど良い話だわぁ〜!!てか、これ見てて父凛月も可愛いね!うちの父見る時悲しくなってくるわ理想と現実の違いってこの事を言うんだね(失礼すぎワロタ) (1月22日 9時) (レス) @page50 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 何この幸せな世界線見るだけでにやけてる俺がキモい (1月22日 6時) (レス) @page3 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
照山紅葉(プロフ) - 夢咲みなさん» ありがとうございます〜!今後ともよろしくお願いします! (4月17日 17時) (レス) @page46 id: f2a01435b0 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲みな(プロフ) - 面白かったです!続きも気になります! (4月1日 14時) (レス) @page44 id: dc175acd62 (このIDを非表示/違反報告)
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