俺の両親は【朔間凛月】

〃 ページ18

千秋「おぉぉぉ！！！むっちゃんじゃないかっ！！！！



久しぶりだなぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！！！！！！！」






夢月「…ぐへっ。」








抱きしめられるのは好きだけど、



めっちゃ苦しい…。







あと、暑い…。









奏汰「むつき〜♪


おひさしぶりですね〜♪」



忍 「おっきくなったでござるな〜！」


鉄虎「もう３年生なんスね〜！」


翠 「…むっちゃんだ！！可愛い…。



癒やされる…。





頑張ろ。」







みぃくんはちぃちゃんからおれを無理やりとって、



ちぃちゃんよりも強く抱きしめた。









おえっ、苦しい…。










千秋「ともあれ、他の子たちがそろそろ退屈だと思うから、


一応自己紹介をしよう！」


















一通り自己紹介が終わったあと。





千秋「丁度５人いるから、


個別で対応していこうと思う！



一人ひとり意見は違うからなっ！」








ちぃちゃんによって振り分けられた結果、


　



俺は黒髪だからてつくんになった。







夢月「よろしくおねがいします。」



鉄虎「うッス！どんと来いッス！」






てつくんはお母さんと同じクラスで仲が良かったらしいから、


小さいときに何回か家に来たことがある。





夢月「りゅうせいたいにいて良かったって思ってることは？」




鉄虎「いきなり難しい質問ッスね〜。」






どんなユニットだとか、


大体のことは知ってるからね。





鉄虎「まずは、この人たちに出会えたことッスかね。



俺、最初は『紅月』に入りたかったんスけど、試験に落ちちゃって、




それで守沢先輩に誘われて、流星隊に入ったんスよ。





最初はショック大きくて、やる気にはなれなかったッス。」






てつくんが『あかつき』に入りたかったなんて初めて知った。






鉄虎「でも、守沢先輩に出会って、



深海先輩や翠くん、忍くんに出会って、




たくさんのことに気付かされたッス。




間違った方へ行こうとしたときも、必ず元の場所に連れ戻してくれた。








仲間の大切さは、


俺が流星隊にいたから感じられたことなんだと思うッス。」


















夢月「…てつくんは、りゅうせいたいが大好きなんだね。」







鉄虎「…そうッス。


俺は、こんなおかしな人たちが大好きなんス。」






てつくんは、優しい目をして言った。

〃→←俺が９歳のとき

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す