認めない ページ4
〜真緒視点〜
久しぶりにAと登校できるのは本当に嬉しい…。
んだけど、
二人きりじゃねぇんだよな…。
A「？
真緒、どうかした？」
凛月「…ま〜くんが朝から不機嫌なんて珍しい。」
お前だわ！
真緒「…あはは。
気のせいじゃねえのか？」
《Aの彼氏は俺だぞ！？
なんでお前がAのとなり歩いてんだよ！
普通遠慮くらいするだろ！？》
凛月「ふ〜ん。」
《させるわけないじゃん。
俺まだま〜くんのこと認めてないから〜♪》
真緒「何だよそれ…。」
A「何が？」
真緒「いや、なんでも。」
ー学校ー
凛月「…ま〜くんは、俺に諦めてほしいわけ？」
真緒「…まぁ…そりゃそうだろ。
せっかく手に入れたのに、お前に横取りされたら台無しだし。」
凛月「まぁねぇ…。」
ていうかお前、昨日は普通に祝福してたじゃねぇか…。
凛月「俺多分、死ぬまであいつが好き。」
真緒「…はぁ！？」
おいおい！人の彼女を死ぬまで好きって！！
凛月「あいつへの思いは、ま〜くんには負けない。
俺は、ま〜くんがAをほったらかすようなら、
傷つけるようなら、
あいつの泣いてる顔を見るくらいなら、
いつだって奪うからね？」
凛月の目は本気だった。
真緒「…渡すかよ。」
凛月と同じくらい、いや、それ以上に俺は、
あいつが好きだ。
引き下がるかよ。
いくらお前のわがままでも、
こればかりは譲らない。
真緒「…俺は、Aを守らなきゃならねぇから。」
凛月「…ふ〜ん。」
凛月「…ま〜くんはさぁ、
本当にAのこと、分かってる？」
真緒「…は？」
何が言いたいんだ？
凛月「だから、ま〜くんは俺よりもAと一緒にいた時間が長いじゃん。
それなら、当然俺よりもAのこと分かってるんだよね？
あいつがどんな性格で、
何をしたら笑顔になって、何をしたら傷つけるのか。」
真緒「？…あぁ。」
凛月「…それなら良かった。
Aが傷つくことないんだよね？
俺は、あいつが泣いてる顔を見るのが一番嫌だよ。」
…全くわからない。
凛月は俺に何が言いたいんだよ。
俺にはっきり言えばいいことなのに。
それとも、俺が何かに気づいてないのか？
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照山紅葉(プロフ) - あきらさん» ありがとうございます〜！！めちゃくちゃ嬉しいです！！小説もイラストもこれから更に成長していきます！！ (2023年2月28日 21時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
あきら - イラストげきカワ (2023年2月26日 21時) (レス) @page10 id: 930f5369be (このIDを非表示/違反報告)
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