遊園地 ページ1
今日は真緒と出かける日だ。
あのお出かけの日から、
凛月とはあまり関係が変わることはなく、
今週も毎日登下校は一緒だ。
あの後どうなったかは…
察して。
真緒「よ！A！」
A「おはよう！早いね。
…それにかっこいい〜。」
変装こそしているものの…。
見ただけでイケメンだと分かる。
真緒「…お前その服…。」
真緒からも凛月と同じ反応が…。
A「友達に色々とやられまして。」
真緒「あはは。
なんかお前の友達っていつもそういう奴らだよな。
だからこそいいんだろうけど。
…すげぇ似合ってるし…。」
顔を赤く染めて目線をそらす真緒に
こっちも恥ずかしくなる。
真緒「取り敢えず、チケット買いに行くか。
遊園地なんて久しぶりだから、いろんな遊具増えてんだろうな…。」
A「…お化け屋敷やめてね？」
真緒「そっか、お前お化け苦手だもんな。
安心しろ。お前の行きたくないところは行かねぇから。」
こういうところは優しいんだよね。
いつも優しいか。
でも、よく恋愛小説なんかであるのは、
遊園地だとお化け屋敷での胸キュンシーンが多いんだよな。
一回は体験してみたいとは思ってたけど……
私には無理だ。
多分喉枯れるまで叫び散らす。
真緒「ほい。
お前のチケット。」
いつの間にか真緒はチケットを買ってきていた。
最初は何に乗るかと話したところ、
回転ブランコになった。
私の一番好きな遊具！
真緒「お前これ好きだよな…。」
A「大好き！」
真緒「はしゃぐなよ〜。」
何年か前にも真緒と遊園地に行ったことがあるんだけど、
その時はこれに30回くらいのって帰ったことがある。
真緒はすごい青ざめてたな…。
だってこれ以外乗らなかったわけだし…。
真緒「なんでこれは好きなのにジェットコースターは嫌いなんだよ…。」
A「速いから怖い。」
真緒「メリーゴーランドもだめじゃなかったか？」
A「駄目。」
真緒「食べ物の好き嫌いより酷いな？」
ブランコに乗って、ベルトをしめる。
左隣りには真緒が座っている。
懐かしいな…この感じ…。
真緒「…ベルトちゃんとしめたか？」
真緒のお母さんみたいな性格は変なところで表れる。
そういうところも好きなんだけどね。
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照山紅葉(プロフ) - あきらさん» ありがとうございます〜！！めちゃくちゃ嬉しいです！！小説もイラストもこれから更に成長していきます！！ (2023年2月28日 21時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
あきら - イラストげきカワ (2023年2月26日 21時) (レス) @page10 id: 930f5369be (このIDを非表示/違反報告)
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