２９ 調査結果 ページ31
本丸でみっちゃんの美味しい夕飯を終えて、短刀の皆とお風呂に入ろうとしていた時
「主様」
チリンと鈴を鳴らしながら、目の前にこんのすけが現れた。
それが陣からの連絡だと気付いた私は、皆に謝ってこんのすけと共に自室に戻り出す。
彼らは風呂道具を持ちながらこんのすけを睨んでいたけど、また明日入りましょ。と言うとむず痒そうな顔をして笑顔になった。
自室に戻ると、書類の整理をしてくれている清光が驚いた顔で私を見た。
「あれ、皆とお風呂に行ったんじゃないの？」
『うーん、そうなんだけどね…陣から連絡来たから……。』
私がため息混じりに言うと、彼もまたこんのすけを睨みつけた。
その筒狐はびくっと毛並みを逆立てるが、コホンと言って気を紛らわしていた。
「…では、陣内様からの連絡をお伝えします。
まずは、明日の予定ですが2017年の政府よりパーティ方式でA様とお話したいそうです。」
『参加者は？』
「はい、時の政府より代表が数名、警察庁長官、防衛省大臣、政府を支援している財閥複数家です。」
『…まあ、そんなものか。』
現在よりも目立ってなかった割には、妥当なメンバーが揃っていて拍子抜けしそうになるが、まだ総理大臣やら天皇やらが居なくて良かったと胸を撫で下ろす。
「参加者が参加者なので、警備として警察庁自らが仕切るとの事です。」
『分かった。』
「次に、A様が頼まれた江戸川コナン、安室透の件について報告致します。」
すると、こんのすけが首の鈴を二度鳴らすとそこからホチキス止めされた資料が二束出てきた。
しかも、かなり分厚い。
……陣、こんなに調べてくれたのか。
感動している中こんのすけの説明は始まる。
「まずこちらが安室透に関する資料となっております。出生から死没まで書かれています。他にも出身校や人物像、人間関係まで事細かく陣内様が書かれました。
次に、こちらが江戸川コナンに関する資料となっております。安室透と同様に書かれておりますので。」
筒狐はでは。と言ってボンッと煙とともに消えていった。
2017年 歴史重要人物S と書かれた表紙をめくれば、顔写真と共に安室透 本名 降谷零 当時29歳。
警察庁 警備局 警備企画課 所属。
当時、とある組織に極秘で潜入調査しコードネームをバーボン。
とつらつらと書かれていた。
まず1ページ目は2017年についての事で、それ以降は彼の人生が書かれていた。
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朧月(プロフ) - 名無しさん» 当時の私が設定で考えていた事は、この不死ノ少女が続編に行く前は、2017年生まれであっても現在の西暦は伏せていたためそのようにしました。なので、続編では初代がコナンに本当の歳を話して西暦は明らかになっています。 (2018年11月17日 12時) (
レス) id: 061be1d3a8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 年齢不詳なのに生まれた年が2017年の設定なんですね (2018年11月16日 23時) (レス) id: 29bc82e604 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - かなみさん» 初めまして！ありがとうございます！！これからも楽しんでいただけるように頑張ります(^-^) (2018年5月3日 17時) (レス) id: 270593a483 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - ミッテさん» 大好きと言って頂きありがとうございます！そうですね、二人は何でもかんでも組織の人間って考えるのを直すべきですよね笑 (2018年5月3日 17時) (レス) id: 270593a483 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ - 初めまして…このお話大好きです続きを楽しみにしてます。誤解が早く速やかに解けますように（笑） (2018年5月2日 15時) (レス) id: 48cf8ea98d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朧月 | 作者ホームページ：http://fblg.jp/510814/
作成日時：2018年4月15日 23時
