Ep.156_勝ち負け�� ページ11
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A「今回私が一番年上ってことで……あはは、見えないですよね。
まあ、なんやかんやあって私がリーダーとセンター、メインボーカルを務めることになったんですが、なかなか効率良く練習が進まなくて。やっぱり私ってそういうの向いてないのかなって思ってたんです」
少し目を伏せながらAヒョンがそう笑った。
きっと、俺たちが思っている以上にAヒョンは大変だったんだと改めて思った。
A「でも、チームのみんなが私を信じてついて来てくれました。こんな情けない私を支えてくれたみんなの努力が報われるように、良い結果になるように願ってます」
ﾄﾞﾝｳｸ代表「うん、ありがとう。
……A練習生としては、キム・ウソク練習生に勝てると思う？」
A「え、あ〜……」
リハーサルの時と同じような質問をされ、Aヒョンも勿論ステージの上にいるみんなが固まった。
しかし、Aヒョンはウソクヒョンと目を合わせてから見てからぷっと吹き出した。その笑顔があまりにあどけない綺麗なもので、つい胸が高鳴った。
A「……勝てたら良いなって思います。いえ、勝つつもりで此処にいます。勿論、チームで勝てることが一番ですけどね」
ｳｿｸ「うん。前も言ったけど僕も負けるつもりはないよ。
皆さんも、今後の僕の歩みを支えてください。……これからもそうしてくれるよね？」
まるでラスボみたいにAヒョンに不適な笑みを向けたウソクヒョン。しかしすぐに観客に向かって愛嬌を見せる。「うわ、デビュー組って凄いね」、Aヒョンが少しだけ驚いた顔をしながら呟いた。
そんな姿にドンウク代表が「A練習生もしますか？」と促したが、Aヒョンは「私がしたら放送事故なので！！！」と首を強く横に振った。俺たちも観客もえー、と不満の声を漏らすのでAヒョンは眉を下げて乾いた笑みを漏らした。
ﾄﾆｰ「わ、いよいよって感じですね」
ﾏﾋﾛ「あ〜、緊張してきた……」
投票が終わり、ステージから移動して結果を映し出すためのモニターの前に座る。
A「大丈夫だよ。きっと、勝てる」
(ああ、Aヒョンも本当は不安なんだ。だけど俺たちを不安にさせないように……)
俺たちに笑いかけながら、手を包んでくれるAヒョン。しかしその手は汗に滲んでいるのにびっくりする程冷たかった。
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もち - 防弾少年団がまだ、( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！もしかして防弾少年団は夢主のボス？！ (2020年9月23日 6時) (
レス) id: 593f0591d1 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - よ だ かさん» コメントありがとうございます。展開上沢山だすことは難しいかもしれませんが、ちょくちょく出していきたいなあって思ってます！これからもよろしくお願いいたします(^ ^) (2020年5月30日 16時) (レス) id: 0d79bc4d43 (このIDを非表示/違反報告)
よ だ か(プロフ) - コメント失礼します あんスタキャラがだんだん出て来てくれて嬉しいです!!もしよろしければあんスタキャラとの絡みをもっと見てみたいです! 次の更新も楽しみに待ってます！ (2020年5月29日 17時) (レス) id: c6fcdfc168 (このIDを非表示/違反報告)
カナル式(プロフ) - 零奈さん» コメントありがとうございます！私の作品がきっかけでプエ句を知って頂いたのはとても嬉しいです！更新遅めですがこれからも読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月29日 16時) (レス) id: ce8ce21ff5 (このIDを非表示/違反報告)
零奈(プロフ) - はじめまして、実はこの小説でプエクを知りました…！お陰様で今K-POP沼にどっぷりです笑笑これからも応援しています。 (2020年5月15日 23時) (レス) id: 46a24024b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナル式 | 作成日時：2020年3月25日 21時
