深海の人魚 (ページ6)

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貴方｢あんな素敵な人なら恋人が出来るのも時間の問題よね｣

ミシェル｢……っ｣

貴方｢あの素敵な彼と永遠に結ばれたいと思わないの？｣

ミシェル｢…彼と、永遠に…｣

貴方｢さぁ、契約する？｣

ミシェル｢……するわ｣

貴方｢じゃぁ契約しましょう
大事なことだからよく聞いて

これから、彼には貴方を好きになる魔法をかけるわ
そうすれば彼は貴方にぞっこん
あなた以外見られないくらい愛してくれるわ
永遠にね｣

ミシェル｢ほんとに、、、？｣

貴方｢でもこれには条件があるわ｣

ミシェル｢じょう、けん、、？｣

貴方｢そうよ
この魔法は三日後には解けてしまう
ただ、彼が魔法が解けてもなお貴方が好きならそこからは何があっても彼が貴方以外を見ることはなくなる
でももし好きにさせられなかったら、貴方の魂は私が頂く｣

ミシェル｢三日間…｣

貴方｢大丈夫
三日間もあるんだから
解けても尚好きだったらいいだけよ
貴方なら大丈夫よ
たくさんの魅力がある｣

ミシェル｢ほんと、、？｣

貴方｢ほんとよ
さぁ、どうするの？
サイン、するの？｣

手元にペンと契約書を出す

ミシェル｢……｣

彼女はそっとペンを取りサインをする

貴方｢契約完了よ！
Ms.ミシェル、三日後の日没またここに来るわ｣

彼女に魔法をかけ彼の方に行くように指示をする

どうやら、付き合えたようだ

貴方｢…ご愁傷様｣

それだけを言い残しお母様に報告するために家に急いで帰る

貴方｢お母様！
はい、これ契約書！｣

アースラ｢よくやったねぇ
それで、条件は何を出したんだい？｣

お母様に契約内容の全てを話す

アースラ｢なるほどねぇ
あんたもなかなかやるじゃないか｣

貴方｢もちろんよ
お母様の娘ですもの！｣

アースラ｢はっはっはっ！
流石だよ！｣

お母様は私の頭をわしゃわしゃと撫でる

アースラ｢三日後が楽しみだねぇ｣

悪い笑みを浮かべながらそう言った