深海の人魚 (ページ32)

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ジョーと思いが通じあったのは良いんだけど、ジョーの堅苦しさは全く治らないようで

エイトフット｢A様？｣

ほら、今だってA様A様って

貴方｢なによ｣

エイトフット｢なんでそんなに機嫌が悪いんですか｣

貴方｢別に、いつも通りよエイトフット｣

エイトフット｢…なるほどなぁ

ほら、機嫌治せよ
早く行くぞA｣

やっと名前を呼んでもらえて私は立ち上がる

貴方｢もちろんよジョー！
早く行きましょ！｣

ファージャ｢なんやなんや？
あんたらそーゆう関係なん？｣

ニヤニヤとしながらファージャがそう言う

エイトフット｢うるせぇぞファージャ｣

ハーデス｢A、聞いてないわよ｣

貴方｢ごめんねハーデス
すぐ言うつもりだったんだけど…｣

エイトフット｢お前らに言うとうるせぇからなぁ
アースラ様に言ったあとでも遅くねぇと思って黙っといたんだよ｣

マルフィ｢おやおや
という事は今から里帰りかい？｣

ダルメシア｢娘さんを僕にください！
とか言うのか！？｣

エイトフット｢犬っころ
おすわり｣

ダルメシア｢ワンッ！｣

アップル｢ジャック、お前また変なことを教えたな｣

ジャック｢まーた僕のせいにする！
なんでも僕のせいにするなよクソリンゴ！！｣

ヴェール｢Aさん！
おめでとうございますわ！｣

ホック｢いつでも相談にのるからな｣

貴方｢嬉しいわ！ありがとう！｣

スカー｢ダーリン！
スカーちゃん達もぉ、ラブラブしましょ♡｣

ダルメシア｢やめろ！
僕はお前のダーリンじゃなぁい！！｣

エイトフット｢うるっせぇなぁ
A、早く行くぞ｣

貴方｢えぇ！
じゃあ、皆また後で！｣

ジョーにAと呼んでもらえて心がウキウキとする

今まで堅苦しかった敬語も無くなりお互いの壁が無くなったようだった

貴方｢ジョー｣

エイトフット｢なんだ｣

貴方｢好きよ｣

エイトフット｢んだよ急に｣

顔を赤くしてそっぽを向いてしまうジョー

エイトフット｢…俺も好きだ｣

不意打ちでそう言われ今度は私が顔を赤くする番

ジョーを見るとニヤニヤとしながら私を見ていた

貴方｢もぉ！
早く行くわよ！｣

エイトフット｢はいはい、お嬢さま～｣

海に着くとお互い同時に海の中に入る

大きな水しぶきとともに足がヒレに変わる