深海の人魚 (ページ11)

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ハーデス｢え、、私、、、？｣

ハデス｢あぁいいよ！
ハーデスちゃん、Aちゃんの相手は任せたよ！｣

貴方｢ありがとう！
ジョーは？
行く？｣

エイトフット｢俺は仕事があるんで遠慮します｣

貴方｢あら、残念
じゃぁ、ハーデス行きましょ！
ハデスおじ様の代わりに冥界のお話聞かせてちょうだい！｣

ハーデス｢は、はい、｣

ハーデスの腕を引いて私の宝物部屋に入れる

貴方｢さ、ここに座って！｣

ハーデス｢はい｣

貴方｢冥界はやっぱり大忙しなの？｣

ハーデス｢まぁ、死者の国ですから｣

貴方｢よく聞くわ～
おじ様も忙しいのに来て下さるからとても嬉しいの！｣

ハーデス｢それは良かったです｣

貴方｢それにしても、ハーデスはとても綺麗ね！
青って私好きよ？海の色みたいで！｣

ハーデス｢あ、ありがとうございます、｣

ハーデスは少し驚いた様子で顔を赤くした

貴方｢あ、照れてる？
ふふっ可愛いー！｣

ハーデス｢冗談やめてください｣

貴方｢ふふっ
ねぇ、陸ってどんな所？｣

ハーデス｢人間が多くて、うるさい場所です
冥界の方が余程楽しくて、落ち着きますわ｣

貴方｢そうなの！
何だか話に聞いてたのと違うなぁ～｣

ハーデス｢A様は陸には行かれないのですか｣

貴方｢ジョーが許してくれないのよ！
心配性だから！

そうだわ！ハーデスが陸までついてきて！｣

ハーデス｢わ、私がですか？｣

貴方｢そう！
ジョーの代わりに！
なんだったら水面まででもいいから！｣

ハーデス｢…ご勝手に｣

貴方｢ふふっ
決まりね！

でも、その格好では少し泳ぎにくいでしょ？｣

ハーデスの脚に軽く手を触れさせると青いヒレが現れる

ハーデス｢こ、これは、｣

貴方｢なれると何となくで使いこなせるから、簡単よ！
さぁ！行きましょ！｣

ハーデスの腕を引いて外に出る

アースラ｢おや、お出掛けかい｣

貴方｢ハーデスに陸に連れてってもらうの！
あ、ジョーには内緒よ？
うるさいから！｣

ハデス｢ハーデスちゃん人魚の姿も可愛らしいよ！｣

ハーデス｢あ、あの、あ、ありがとう、ございます、｣

また顔を真っ赤にして俯いてしまう

貴方｢ふふっ
さぁ！ハーデス行きましょ！｣

ハーデス｢は、はい、｣

ハーデスは直ぐに感覚を掴んで泳げるようになった

水面に近づき顔を出す