#3 ローの好きな人【ONEPIECE】

朝 ページ15

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ハル「んー…」


上半身を起こして、体を伸ばす

…よく寝れたのか、いつもより体は軽いが
まぶたはまだちょっと重い


今が何時かわからないが、お腹が空いているので部屋を出ようと思ったが、

机の上の置き手紙に気づく


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ハルへ


ずいぶん気持ちよさそうに寝てたから起こさなかった。すまんな。

外に少し用事があるから俺は家にいないが、
すぐ戻る
朝飯を作っておいてくれると助かる。

今日はパウリーに許可を貰いに行くからな、ちゃんと色々心の準備しとけよ。


ロー


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寝顔見られたかもしれない…っていうのが先に頭に思い浮かんだが、

心の準備っていうのが難しい



おそらく…兄さんに言う覚悟と、

……続き、とかそこらへんの心の準備もってことだろうな…



昨日の夜のことを思い出した

触れた唇の感触も、私の好きな匂いも、ローさんの本音も、全部はっきりと覚えている

夢じゃない



同時に緊張感を覚える

前も、ごはんを二人分作って、緊張して待ったけど、その時とは全然ちがう

今回はお互いの気持ちが分かった上…で……





……あれ？





違和感を覚える







そういえば、ちゃんと気持ちを聞いていないし

私も伝えていない……

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