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好きなもの ページ9
第一印象は、背が高いっていうのと、きれいな顔。
あとは帽子が可愛いってことだった
兄はその人をじーっと見てる私に気づいたのか、簡単に説明してくれた
パウリー「あー、こいつはトラファルガー・ロー。
船の製造依頼でつい最近来たやつだ。」
ローさん。
大事なお客さんだ、きちんと名前を覚える
ハル「こんにちは、妹のハルです。
よろしくお願いします！」
行儀よく、挨拶をする
ロー「あぁ、よろしく。
ここではしばらく世話になる。」
初めて聞く声は少し低めだった
ぺこりとお辞儀をして、兄の方に向き直す
ハル「はい、これお弁当と、差し入れ。」
いくつか袋を手渡す
パウリー「あ、ローも食うか？
まだだよな、昼飯。
おいしいぞ、こいつの料理。」
まるで仲良しかのような口ぶりだが、
ローさんは全然気にしていないみたいだ
あぁ、と生返事をして、おにぎりにさっそく手を出している
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作者名：和陽 | 作成日時：2019年9月13日 17時
