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お礼 ページ23
ロー「ゴチャゴチャうるせぇよ。」
ちょっと低めの声に明らかな呆れが加わる
ハル「だって、ローさんが悪い…」
怒られてる子供の気分だ
ロー「…素直じゃないお前が悪い。」
うつむく私に上から声をかけるローさん
気配が近づくのを感じる
かすかに甘い匂いを感じる
ハル「〜〜っ」
私の左耳近くに彼の顔が寄せられるのに気づく
…慣れない距離間にくすぐったくなる
ロー「ハル。」
甘い匂いと甘い声に顔が赤くなる
まるで今までの距離間とはちがう
ロー「怒ってるわけでもイラついてるわけでもねぇ。
…怖がらせたいわけでもない。
うまい伝え方がわからねぇんだ。」
横で息を小さく吸う音がする
…
ロー「…俺のクルーになったら、大事にしてやる。
それは、絶対だ。
だから迷うな。」
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作者名：和陽 | 作成日時：2019年9月13日 17時
