旦那の取り扱い説明書【灰谷蘭】 (ページ1)

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はじめにページ1

私の旦那は超絶イケメン！
もうホントに引くわ…引きすぎて崩壊

でもそんな蘭を旦那に出来たのは甘い道のりではなかったわけで
って言ってもプロポーズとかめっちゃ日常生活でされたんだけど

こう見えてシャイなんだよねー

蘭「A〜パン出来たよ〜」

『ん〜今行く。』

朝もさ
現実からしてありえないぐらい優しいの

ただね？
扱いが簡単そうで難しいってわけで…

蘭「口の周りにｼﾞｬﾑついてんじゃんw」

『自分で拭くー』

蘭「…なんで？俺が気づいたんだけど…」

実はちょっとした事でｼｭﾝとする繊細な持ち主だったりする

『蘭のｼﾞｬﾑﾊﾟﾝ…大好きw』

蘭「あたりまえ〜w」

〝大好き〟って言葉に弱かったりする

付き合い始めてから私の中での
〝蘭の取り扱い説明書〟
は既にコンプリしてるけど

まだまだ項目は増えてしまってるわけで…

結婚してからと言うものの

蘭「A〜ｽﾏﾎは？絆創膏は？」

『持った‼︎持ちました！』

甘やかす母親化してんの

だけどそんな蘭が大好きで

『先行くね〜‼︎』

蘭「怪我すんなよ？…終わったら…」

『連絡でしょ？』

忘れん坊の私は扉を閉めた瞬間にｽﾏﾎ画面に

〝連絡しなければ殺される〟

それだけ残す

愛しい旦那の扱い方は私にしか出来ないってわけ