聞いてないっす ページ20
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気がついたら、
真っ暗でフワフワとした空間にいた。
「ここは……」
辺りを見渡すが、出口はありそうにもない。
血鬼術?とも思ったけどそうでは無いらしい。
だとしたら、死の世界?
十分に有り得る。あの時の私は呼吸でも血が止まらず失血死してもおかしくない状況にあった。
______義勇は無事だろうか。
そんなことを考えていると、ある1点、光っているところを見つけた。
目を凝らしてそこを見ると……
「父さん、母さん!錆兎、蔦子さんまで……」
死んだ筈のみんながそこに居たのだ。
やはり私は、死んでしまったらしい
私は皆の方に向かって歩み進めた。
「A、こっちに来るんじゃない」
錆兎にそう言われて思わず足を止めた。
「お前はまだこっちに来るべきじゃない。義勇もお前を待ってる。好きなんだろ?義勇のこと」
「好きって、弟みたいで好きっていうか……」
「A、自分の気持ちに嘘をつくんじゃない。1度自分と向き合ってみろ。例えばだが義勇が他の誰かと恋仲になったとして、お前は何も思わないのか?」
そう言われてハッとした。
そうだ、私はしのぶちゃんと付き合っているっていう噂を聞いた時、凄く自分の中にモヤモヤしたものがあって、直接聞きに行ったんだっけ。
自分のモヤモヤとした気持ちを誤魔化すために
義勇を茶化して、で、あんなことになった。
………うわ、私って最ッ低。
まさか錆兎に気付かされるなんてね。
本当、あんたには頭があがんないよ。
「ありがとう。私、戻るね。義勇の元に」
そうして、踵を返した。
「Aちゃん、義勇をお願い」
目が覚める直前に、蔦子さんの声が聞こえた。
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すいません、今日完結は無理でした←
ちょっと、予定が入ってしまって…(言い訳)
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まおきる - カラスの名前小梅太夫は笑ったw (2021年3月30日 18時) (レス) id: 3a640c3b7e (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白かったです!!!新作も見てみます! (2020年5月14日 14時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - knmrurtさん» 幸せな気持ちって、、、ww、、、、それな!! (2020年4月7日 8時) (レス) id: e199ba65d0 (このIDを非表示/違反報告)
knmrurt(プロフ) - 幸せな気持ちになりました(泣) (2020年4月7日 6時) (レス) id: 6a1245db6a (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - ゆっくり休んでね、、、 (2020年4月4日 23時) (レス) id: e199ba65d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイン | 作成日時:2020年3月31日 21時