検索窓
今日:1 hit、昨日:45 hit、合計:379,318 hit

9話 ページ10

たまたま、任務がまたここの近くだったからと彼は現れた。


私は彼に出会えた事が嬉しかった。


『お礼なので、好きなだけ食べてください!』

「じゃあ、おはぎときな粉をひとつずつお願い」


その注文に私は嬉しくなった。だって、おはぎの餡子は私も手伝わさせてもらっているから。


その事伝えれば、

「じゃあ、絶対美味しいじゃん!!やだ、俺の選択大当たり!」

そう言って喜んで食べてくれた。



その後からも彼はよく私のお店に来てくれ、他にお客さんが少ない時は話をしてくれた。


怖い鬼の話。仲間の話。任務先での話。良い事があった話。大変だった話。


その中でよくでてきたのは、炭治郎さん、伊之助さん、そして…禰豆子さんだった。


この3人が一番登場した。

特に禰豆子さんの話の時は本当に嬉しそうだった。


時々お土産何がいいと思う?だなんて私に聞いてきて。


綺麗な物。可愛い物をお土産に選んでは喜んでくれるかななんて笑う。



私はそれがとても、とても…いやだった……



でも、彼はその禰豆子さんにお土産だけでなく、私にも任務先で買った物と言ってお土産を持ってきてくれる。



それは、髪紐だったり、筆だったり、口紅だったり、食べ物だったり。


どれも私の好みばかりで、嬉しかった。

禰豆子さんにも好みのものを当ててあげているんだろう。そう思うと嬉しい気持ちも悲しい気持ちに変わってしまう。



勝手に私は見たことも無い、美人で可愛いと言われてる禰豆子さんに嫉妬していた。

10話→←8話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (470 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
556人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 転生   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

myu♪(プロフ) - Decemberさん» ありがとうございます!とっても嬉しいです!友達にこうなったらどう思うかなど聞いたりして、感情表現が分かりやすくできるよう頑張ったのでそう言ってもらえて本当に嬉しいです! (2020年2月20日 10時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
myu♪(プロフ) - スヴィエトゥさん» コメントありがとうございます!嬉しいです! (2020年2月20日 10時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
December(プロフ) - このお話の設定めっちゃ素敵ですね(;_;)主人公に感情移入しやすくて、とても、面白かったです!素敵な作品ありがとうございます!! (2020年2月19日 22時) (レス) id: 8a83f8152c (このIDを非表示/違反報告)
スヴィエトゥ(プロフ) - 面白かったです (2020年2月19日 21時) (レス) id: f033e98427 (このIDを非表示/違反報告)
myu♪(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年2月16日 13時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:me | 作成日時:2020年1月29日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。