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33話 ページ34

私の持っていた木箱の中に入っている簪を善逸は手に持つ。


「Aだって知ってるだろ?簪を送る意味」


ドクンと脈打つ


「A、結婚してくれないか?」


差し出すように持たれた簪は、シャラシャラと揺れている。善逸の緊張が現れているのだ。


『…普通、彼女にじゃないの?』

「彼女だと不安なんだよ!だってAモテるから、俺の知らないうちに余計な虫が着きそう!というか、ついてんじゃないの!?」


『…虫なんてついてないよ』


そう言いながら受け取った。


『ついてたとしても、善逸しか見てないから』


「Aっ」


善逸に抱きしめられる。ちょっと力が強い…

でも、嬉しい。


『善逸こそ、若い女の子のファンが多いからって目移りしないでよ?』

「Aがいるからしないよ!」


『ほんとに?』

「ほんとに!」

『信じてるよ?』

「信じて!」


善逸は浮気出来るような性格じゃないことを知ってるから信じてるけどね。


『善逸、前世から好きだよ』

「…っ!!俺も前世からずっと好きだよ!!!」

あとがき→←32話



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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 転生   
作品ジャンル:恋愛
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myu♪(プロフ) - Decemberさん» ありがとうございます!とっても嬉しいです!友達にこうなったらどう思うかなど聞いたりして、感情表現が分かりやすくできるよう頑張ったのでそう言ってもらえて本当に嬉しいです! (2020年2月20日 10時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
myu♪(プロフ) - スヴィエトゥさん» コメントありがとうございます!嬉しいです! (2020年2月20日 10時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
December(プロフ) - このお話の設定めっちゃ素敵ですね(;_;)主人公に感情移入しやすくて、とても、面白かったです!素敵な作品ありがとうございます!! (2020年2月19日 22時) (レス) id: 8a83f8152c (このIDを非表示/違反報告)
スヴィエトゥ(プロフ) - 面白かったです (2020年2月19日 21時) (レス) id: f033e98427 (このIDを非表示/違反報告)
myu♪(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年2月16日 13時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:me | 作成日時:2020年1月29日 0時

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