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21話 ページ22

「あ、善逸も居ますね。呼んでみます?」


炭治郎くんもすぐに気がついたようだった。


『…ううん、私はこのまま帰るよ。近いうちにカナヲと行くね』

「……そうですか、分かりました。待ってますね!」


一刻も早くその場から離れたくて少し早歩きで歩いた。



荷物が重いが、気にしてられなかった。


あの2人はとても楽しそうに話していた。

別にそれだけならいいと思う、だって禰豆子ちゃんからは本人的に知っているかは知らないけど、ふられている。



ーー禰豆子ちゃんには気は無い。



そうかもしれない。だけど、善逸は…禰豆子ちゃんに会いたいから有名人になったんだ。

会いたいと私に真剣に相談して…。

善逸が歌う歌も誰かに、禰豆子ちゃんに会いたいという気持ちが伝わってくるような、歌詞がある。


禰豆子ちゃんに向けて歌っているのだ。


それに前世の時だって、禰豆子ちゃんに簪を、あの簪をあげようとしていたくらいの想いをもっていたんだ。

あの頃の簪をあげる意味は、今で言う指輪を渡す時と同じ意味。

私にどんな色や形が好きかなんてら聞きながら、彼女に渡す参考にしていたのだ。


禰豆子ちゃん本人に気がなくとも、善逸には……



腕が痛い。荷物が多くて…

信号待ちで、足を止める。上がった息を抑えようと目を閉じて深呼吸をする。



ダメだ、目を閉じると、あの2人の姿を思い出してしまう…

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設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 転生   
作品ジャンル:恋愛
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myu♪(プロフ) - Decemberさん» ありがとうございます!とっても嬉しいです!友達にこうなったらどう思うかなど聞いたりして、感情表現が分かりやすくできるよう頑張ったのでそう言ってもらえて本当に嬉しいです! (2020年2月20日 10時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
myu♪(プロフ) - スヴィエトゥさん» コメントありがとうございます!嬉しいです! (2020年2月20日 10時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)
December(プロフ) - このお話の設定めっちゃ素敵ですね(;_;)主人公に感情移入しやすくて、とても、面白かったです!素敵な作品ありがとうございます!! (2020年2月19日 22時) (レス) id: 8a83f8152c (このIDを非表示/違反報告)
スヴィエトゥ(プロフ) - 面白かったです (2020年2月19日 21時) (レス) id: f033e98427 (このIDを非表示/違反報告)
myu♪(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年2月16日 13時) (レス) id: 875cd6e9ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:me | 作成日時:2020年1月29日 0時

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