推しが冷たすぎて困ってます！【白布賢二郎】 (ページ13)

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白布「ほら、走れ」

「ほんとに走るの～死ぬ死ぬ！」

・

ただいま、
白布くんと夜道を駆けております。

・

白布「冗談」

急に立ち止まって
バテバテの私を見て
フッと鼻で笑う白布くん

・

「...いや、もうこれ、、いじめ、、、」

白布「息切れ早すぎ」

「....運動不足が身に染みます、、、、」

・

それからは
私の歩くペースに
合わせて歩いてくれる

そんな些細なことにでも
キュンとしてしまう

・

「バレー楽しい？？」

白布「うん」

「私まったくバレー知らないんだけどさ、
　白布くんってなにしてるの？」

白布「セッターってポジション」

・

白布くんの部活の話を聞くのは初めてで、

バレーのことは分かんないけど、
白布くんから聞くバレーの話は
なんだかすごくおもしろい。

・

「セッター、、？... 打つ人？？」

白布「いや、打つ人にトスあげる人」

「そっか！じゃあ、、
　 1番大事なポジションだね！」

・

私がそう言うと、
白布くんは少し驚いた顔をした後
ほんの少しだけ優しく微笑んだ

・

白布「.....そうかもな」

「うんっ！」

白布「まあ、全部大事なポジションだけど」

白布「...セッターは1番かっこいいと思う」

・

〝セッターは1番かっこいいと思う ″

そう言って、
少し口角を上げて笑った
白布くんはすごく綺麗だった

・

(ちなみに太一はミドルブロッカー)
(ミ、ミド、、あー、なるほどね！！)
(絶対分かってないだろ)

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