推しが冷たすぎて困ってます！【白布賢二郎】 (ページ12)

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学校へ着いたのは19時前。

ささっと自分の教室へ入って
机の中のプリントを探す

・

「おー、あったあった」

「早く帰ろ～っと」

てか、カバン持ってきてない
プリント直持ちじゃん
ま、いっか。

・

靴を履き替えて
昇降口を出る

その時ある人に
急に声をかけられた

・

白布「お前なにやってんの？」

「...ひぃっ！！」

白布「ビビりすぎな」

「白布くん、？どうしたの、、？」

・

そこにいたのは白布くんだった

半袖短パンで
タオルで頭を拭いている

そんな仕草までカッコイイ、、眼福。

・

白布「...俺は練習終わりだけど、お前は？」

・

白布くんの視線が
チラッと私の持つプリントへ。

やべっ。
そう思って、後ろへ隠す

・

白布「課題忘れたのか」

「んまぁ、そんな感じです」

白布「...はあ」

「やろうと思ったら無くて、
　取りに来ました」

白布「やろうとしたことは褒めてやる」

「えへへ～」

・

やったあ
褒められちった。

・

白布「...けど、こんな時間に1人で来んなよ」

「ん、？」

・

白布「危ないから送るわ」

「ええ、いいよ！
　練習終わったとこでしょ」

白布「どうせ飯の時間まで
　ロードワーク行くつもりだったし」

・

ほら行くぞ。
と、先を行く白布くん

なんだかんだ言って、
冷たいくせに優しいんだよね

ほんとに好きだなあ
と、改めて実感した

・

(ロードワークがてらだからな、走れ！)
(ええっ、無理無理！！)

・