序章５０ ページ2
私のユニーク魔法…『
使用者が発した言葉が現実に反映されるという、イデア先輩にすらチート魔法といわれたもの…
発動方法自体は簡単ですが、その反動があまりに大きい。
魔法の内容によっては神にも匹敵する力を使った反動は
身体的ダメージ、精神的ダメージになり私に返ってくる。
…おそらく先ほど、ゴーストの群れを一掃した反動がこの倦怠感のようですね…
軽率でした…数体しかいないだろうと思って
ドワーフ鉱山内のゴーストを消し去れという内容で唱えたのですが…
この倦怠感…おそらくここにはいないゴーストを含めると相当数のゴーストがいたのですね…。
ユウさんがぎゅっと目をつむり、両手で耳を塞いだのを確認し、
私は自分のマジカルペンを自身に向けました。
魔法石は半分が黒く浸食されていますが、
まだ青い部分が残っている…まだ、行けます…っ
「『
ユニーク魔法発動の反動をセーブ。」
要は、すべてが片付いて寮に戻るまで、魔法を使用したことで起こる反動を
受ける事を先延ばしにする、という内容です。
うぅ…寮に戻った後が怖いですね…
仕上げに
「アーメン！」
括りの文句と手を叩く。
パン！と音が響き、体が軽くなりました。
よし、動ける…！
「オォォォォォォ！！！」
「くっ…！」
大釜を食らって怒ったらしいバケモノは、暴れん坊に戻ってしまったようで、
デュースさんのほうに向かって行きます。
…先ほどの「救い」の言葉が引っ掛かりますが、後輩の安全が最優先です。
「皆さん、伏せて！！」
「「「？！」」」
マジカルペンをバケモノに向けて構え、衝撃波を放つ。
「はっ！！」
「グゥオォォォォオオォォォ！！！」
まったく…いちいち声が大きい…っ
化物が吹っ飛んだ衝撃と、その雄たけびで坑道がグラグラと揺れます。
間髪入れずに、デュースさんとエースさんに回復魔法をかけました。
「皆さん、大丈夫ですか！？」
「あ、れ？痛くねぇ…？」
「まさか、先輩回復魔法かけてくれたんですか？」
「…えぇ…申し訳ありませんでした…フォローするといいながら皆さんを危険な目にあわせてしまって…」
「本当なんだゾ！一発魔法使ったくらいでフラフラになりやがって…って、すっかり元気じゃねーか。」
「こらグリム！」
「…いえ…グリムさんの言う通りです。返す言葉もありません……」
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白樺葵(プロフ) - エノさん» そして…！！！ご指摘ありがとうございますぅぅぅぅぁぁぁああ！！なんという盛大な誤変換！！！今の今まで全く気付いていませんでした！！すぐ修正いたします！！全世界のリドルファン並びにツイステファンの皆様に深くお詫び申し上げますっ！！ (2021年7月26日 12時) (
レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - エノさん» エノさん！コメントありがとうございます！うぅぅ…そんなお言葉をいただけるなんて…！まだまだこの世界も捨てたもんじゃないですね…(T△T)！ (2021年7月26日 12時) (レス) id: 23d4604142 (このIDを非表示/違反報告)
エノ - このような作品があるなんて、まだまだこの世界も捨てたもんじゃないですね!!!それと、深紅じゃなくて真紅ではないでしょうか？？間違ってたらスミマセン｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡すべての更新作品、楽しみにしてます!!!!(｀･ω･´) (2021年7月23日 0時) (レス) id: 7ef6e5e60c (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» 合作？！？！おおおおお……初めてのお誘いで嬉しいです……！！ただ申し訳ありません…東方全然分からないのです……(--;)どんな作品を作りましょうか？オリジナルとか、知っているジャンルならできる気がします……！ (2021年3月11日 20時) (レス) id: 30555c691c (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか？東方は知ってます？私は、霊夢・チルノ・魔理沙・大妖精が好きです。 (2021年3月11日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2021年3月5日 15時
