序章４０ ページ41
「えーと…つまりは、皆さんの最低限の安全を確保できるように、誰かが同行したほうが良いと思いまして。」
「…保護者的な？」
「そうですね。」
「先輩が一緒なんて心強い…ありがとうござ」
「ただし、魔法石を探すことに関して手助けはしません。」
「えぇ〜〜！？」
「当然でしょう？これは罰則の一環なのですから。協力や助力はしないというのが学園長との約束です。」
「あ、学園長、先輩がわた…ボクたちについてきてくれてるのは知ってるんですね。」
危ない危ない…ここ男子校だから男の子のフリするって決めてたんだった…。
一人称って癖だから気を付けないと…
「えぇ。」
「それでも、ありがとうございます！魔法石は僕たちの手で探してみせます！」
デュース、張り切ってるなぁ……
「ふふ、頑張ってください。…とはいえ、私もまだまだ勉強中の魔法士です。
歳もあなた方と1つしか変わりませんし、大した人間でもありません。
…あまり、期待しないでくださいね。」
初めて笑った先輩。
なんだろ…顔がほとんど見えないけど、とても優しそうな印象。
なんでマスクつけてるんだろ？なんで前髪くくらないんだろ？なんでそんなに顔隠したがるんだろ？
いろいろ疑問が出てきた。
そうこうしているうちに、鏡の間に到着。
わたしが最初にこの世界に来た時にいた場所…ホント、何がどうなってこうなったんだろ…
「闇の鏡よ！僕たちをドワーフ鉱山へ導きたまえ！」
デュースが鏡に向かって叫ぶと、鏡に映っていた黒い靄が波打ちだし、
鉱山というよりは森のような場所が映し出された。
わたしたちは、そこに足を踏み入れる。
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リゼ - 白樺葵さん» 学園内の身長のトップはツノ太郎では、、、 (2022年6月23日 14時) (
レス) @page32 id: bd60c7e03e (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» ＞星猫さん こんにちわ！知っているレベルで言えば「僕のヒーローアカデミア」「BEASTARS」「怪物事変」「文豪ストレイドッグス」…と、このあたりでしょうか？総じて異能力バトルや、妖怪が出てくるお話が好きです(＾＾) (2021年3月4日 17時) (レス) id: 62e8178f4a (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年3月4日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白樺葵 | 作成日時：2020年11月9日 22時
