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序章20 ページ21

「…いいのか?」
「入学式に来られなかったマレウスさんにご挨拶だけでも、と思いまして…」
「律儀だな、相変わらず…」
「何!?貴様、若様に謁見しに行くだと!?」

マレウスさんの名前が出ると、セベクさんは敏感に反応します。

「…A、セベクはシルバーと同じくマレウス先輩の従者だそうだ。」
「あぁ、なるほど。」

不思議に思っている私に、ジャミルさんがそっと耳打ちしてくれました。
こういう細かな配慮ができるジャミルさんは尊敬します…。

「セベクさん、確かに私は事情があってマスクを着けていますが、怪しい者ではありません。
 マレウスさんが先ほどの入学式に来られていなかったので、様子を伺いに行くだけなのです。
 ご一緒してもよろしいでしょうか?」
「…む。」
「お前に拒否権はないと思うぞ、セベク。どのみちお前は一人じゃ寮に戻れないんだろう?」
「むむぅ…」

事の発端がセベクさんの迷子でしたものね…。

「…致し方あるまい。Aとやら。僕をディアソムニア寮に導いた暁には、若様への取次をしてやる。」
「ありがとうございます。」
「…なんでそこまで上から目線なんだお前は…。まぁいい、すまないがA、セベクを頼む。」
「分かりました。ジャミルさんも、カリムさんによろしくお伝えください。」
「ああ、わかった。」

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設定タグ:ツイステ , 夢小説 , 男主   
作品ジャンル:ファンタジー
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リゼ - 白樺葵さん» 学園内の身長のトップはツノ太郎では、、、 (2022年6月23日 14時) (レス) @page32 id: bd60c7e03e (このIDを非表示/違反報告)
白樺葵(プロフ) - 星猫さん» >星猫さん こんにちわ!知っているレベルで言えば「僕のヒーローアカデミア」「BEASTARS」「怪物事変」「文豪ストレイドッグス」…と、このあたりでしょうか?総じて異能力バトルや、妖怪が出てくるお話が好きです(^^) (2021年3月4日 17時) (レス) id: 62e8178f4a (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月4日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白樺葵 | 作成日時:2020年11月9日 22時

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