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−私たちはあれからベッドの上に並んで座り、話をした。
「_____!アヤトが...」
カ「ああ、アヤトが今回協力してくれたんや。
屋敷の見張りはアヤトのパートナーのサーナイトがさいみんじゅつで眠らせとる。」
「だから...」
_____アヤト、きっと私のために。
カ「_____A、お前に会いに来たのは...あることを提案するためや。」
「あることを提案?なんですか?」
カ「_____駆け落ち、せえへんか。」
「え_____。」
_______駆け落ちって。
カ「このまま何もせえへんかったら、俺とお前はきっと二度と会えへん。
せやから、逃げへんか?一緒に。」
カラスバさんをまっすぐ見つめ、私の手を握る。
______カラスバさんの目、すごくまっすぐとした瞳だわ。
きっと私のことを考えて、私のために出してくれた答えなんだ。
私もできるのなら...カラスバさんと一緒に行きたい。
だけど...
「_____カラスバさん、ありがとうございます。私のためにたくさん考えてくださったんですよね...
すごく嬉しい。
だけど...ごめんなさい、駆け落ちはできない。」
私はカラスバさんの手をそっと離し、ベッドから立ち上がる。
そして窓の近くへ行き、夜空を見上げた。
「_____カラスバさん、私ね...お父様に認めてもらいたいと思ってるんです、カラスバさんのこと。
私が、心から本当に好きになった人なんですもの。
だから逃げるのは...違うと思う。」
私はそっと振り返り、カラスバさんをまっすぐ見つめる。
______私が本当に好きになった人。
だからこそ、お父様に認めてもらいたい...だから逃げたくない。
「_____私、絶対にカラスバさんとの交際を認めてもらいます。
お父様に一生懸命伝えます。
それで認めてもらって...カラスバさんと堂々とお付き合いがしたいんです。
そしていつか...カラスバさんのお嫁さんになりたいんです。」
私は彼をまっすぐ見つめて、笑顔でそう伝えた。
カラスバさんは驚いた顔をするも、私に笑みを向ける。
カラスバさんもベッドから立ち上がると、私と向き合った。
カ「_____お前の気持ちは分かった。お前の...Aの気持ちを尊重する。
お前は一人やない...二人で認めてもらうさかい。
せやから、逃げずに頑張ろうな。」
カラスバさんが笑みを浮かべてをそう言うと、私は笑顔を向けて頷いた。
______絶対にお父様に認めさせるわ。
カラスバさんが本当にいい人なんだって、絶対に分かってもらうんだから。
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作者名:紗也
| 作成日時:2025年12月29日 23時


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