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−カラスバside−
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−俺はAに近寄った。
カ「______おおきに、ええ勝負やった。」
「_____!私こそ、ありがとうございます。」
Aは頬を赤く染め、俺から目を逸らす。
「_____あの、カラスバさん...私たちはその、どう言う関係...なんでしょうか。」
すると、Aは頬を赤くしたままそっと俺を見つめて問いかけた。
______こいつ、アホか。
でも、そうやな...お互いに付き合うって話はせえへんかったもんな。
カ「_____ジプソ、ちょっと席外してくれへんか?」
ジ「かしこまりました。」
俺がそう言うと、ジプソは部屋から出ていった。
カ「____。」
俺はそっとAに手を伸ばし、彼女が被っていたキャップを外すと、ポニーテールに結っていた彼女の髪も解いた。
「_____カラスバさん?」
カ「______。」
彼女の目をまっすぐ見つめると、俺は彼女を抱きしめる。
カ「______さっきのお前の質問に応えるなら、俺たちは好き合っとる。
この関係が恋人以外...なんもないやろ。」
「_____でも私、カラスバさんに好きだって言われてない...」
カ「あん時言うたやろ、俺はなんとも思ってないやつにこんなことせえへん。」
俺はAに顔を近づけ、口付けをする。
カ「______好きや、A。お前は俺のものや...他の奴には渡さへん。」
「_____カラスバさん。」
俺がそう伝えると、Aは顔を真っ赤にし目に涙を浮かべる。
「_____ありがとう、ございます。」
彼女は俺に抱きつき、顔を埋める。
_____ずっと父親に言われた通りにしてきたんやもんな。
破談になった結婚の話やって、親同士が決めた結婚。
こうやって恋愛したことなかったんやろう。
そんで、誰かに好きって言われたことも...きっとなかったんやろうな。
カ「______ずっと大事にする。
せやからお前は...俺を信じてずっと俺の隣に居ればええ。」
「___はい...はい。」
Aは顔を上げ、俺を見つめる。
目を赤くして俺に笑顔を見せる彼女。
その笑顔もまた可愛かった。
カ「______。」
俺は堪らず、また彼女にキスをした。
彼女は静かに俺を受け入れてくれた。
______この先、Aが俺があの時のガキやって気づかなくてもそれでええ。
俺がまた...Aを守ったる。
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紗也(#°v°#)(プロフ) - めぇぇさん» コメントありがとうございます!他の作品も読んでいただけて嬉しいです。現在育児+第二子を授かった関係で更新が遅れてますが必ず完結まで走りますので、最後までよろしくお願いします! (12月27日 23時) (
レス) id: 4baa45371e (このIDを非表示/違反報告)
めぇぇ - か、神作ぅぅぅーーー!!!!!!他の作品も読んでますがどれも大変素晴らしく……!!!マジで毎回大好きぃぃ……ってなりながら読んでます。周りから見たらただの変人()更新待ってます!!! (12月27日 23時) (
レス) @page36 id: 0d85c0d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也
| 作成日時:2025年12月12日 17時


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