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−Aside−
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−私はカラスバさんのお手伝いをしながら自分の話をした。
誰かに自分の話をするのは...初めてかもしれないな。
辛いことも多かったし、自分で思い出したくなかったから...
でも、カラスバさんには...なぜか聞いて欲しいと思った。
カ「______そんな奴、結婚する前に本性が知れて良かったやん。ポケモン勝負してるところ見て冷めるって...その程度の男やったってことやろう。」
「_____でも、彼の言うとおりかもしれません。
私...昔からポケモンや勝負のことになるとついつい熱くなってしまって...周りが見えなくなってしまう時があるから。
こんな風だから、きっと誰もお嫁にもらいたいなんて思わないですよ。」
____今でも忘れない、婚約者に言われたあの言葉。
『____あんなに人が変わる人を、僕の妻には迎えたくない。
残念ですが...婚約の話は白紙にいたしましょう。』
_____ああ言われて、本当はショックだった。
この人は、本当の私を受け入れてくれないんだって...そう思って。
それから私はすっかり自信がなくなって...もう誰とも結婚できなくてもいいや、恋ができなくてもいいやって...心の隅で諦めていた。
カ「____俺は好きやで、Aのバトルスタイル。」
カラスバさんが私をまっすぐ見つめてそう言うと、私は思わず目を見開く。
カ「______Aのバトルスタイルは、ポケモンとお互いに信頼し合っとるのがよう分かる。
あのバトルコートで初めてお前の勝負を見た時、見てて楽しかったんや。
俺も...こんなトレーナーと勝負してみたい。そう思ったわ。
あんなにええ勝負をするトレーナーなんや、もっと自信持ちや。」
「_____。」
_____初めて、そんなこと言われた。
こんな風に言われるって思ってなかったから...素直に嬉しい。
『_____お前の戦い方、俺は好きやで。もっと自信持ちや。』
_____初恋のあの男の子も...そう言えばそう言ってくれたっけ。
私の目から自然と涙がポロポロと溢れ落ちる。
カ「_____は?お、おい...どないしてん?急に泣くなんて...」
「____ごめんなさい、嬉しくてつい...」
私は涙を拭い、カラスバさんをまっすぐと見つめ直す。
「_____カラスバさん、ありがとうございます。おかげでスッキリしました。」
私は彼を見つめて、笑顔でそう伝えた。
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紗也(#°v°#)(プロフ) - めぇぇさん» コメントありがとうございます!他の作品も読んでいただけて嬉しいです。現在育児+第二子を授かった関係で更新が遅れてますが必ず完結まで走りますので、最後までよろしくお願いします! (12月27日 23時) (
レス) id: 4baa45371e (このIDを非表示/違反報告)
めぇぇ - か、神作ぅぅぅーーー!!!!!!他の作品も読んでますがどれも大変素晴らしく……!!!マジで毎回大好きぃぃ……ってなりながら読んでます。周りから見たらただの変人()更新待ってます!!! (12月27日 23時) (
レス) @page36 id: 0d85c0d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也
| 作成日時:2025年12月12日 17時


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